採用クロージングで使っていた言葉を自分に対して言ってみる。
「もしかしたら50点かもしれないし、200点になるかもしれない」
自分が楽天で採用面談(主に人事面談のクロージングシーン)でよく話していた言葉だ。
楽天は本当に面白い会社で、いろんな企業が採用競合として名を連ねていた。
ある人は楽天市場と比較してAmazonと言っている。ある人は旅行業界を見ているから、旅行会社やJALやANAのCA職という人もいた。はたまた、銀行を志望している人が楽天を受けに来ることもしばしば。
そんな彼らに、業界問わず口にしていたな〜、と、ふと思い出した言葉がある。「もしかしたら50点かもしれないし、200点になるかもしれない」。
特に、優秀な評価をもらっている学生に対して伝えていたような。
みなさんが今悩んでいる企業に就職して出世して、そしてある程度の地位につくことができると、それは素晴らしいことです。今思い描いているキャリアプランの80点は普通にいけるだろう。頑張りによっては100点を叩き出せる、もしかしたら120点に行くこともできるかもしれない。
楽天にきたとしたら。もしかしたら0点になるかもしれない。配属ガチャと呼ばれる何かが働くかもしれない、全くもってやりたかったこととは違う業界業種で仕事をするかもしれない。いろんな人がいろんな想いをもって働いている会社だから、ロールモデルが見つからないかもしれない。
それでも、もしかしたら50点かもしれないし、200点になるかもしれない。そんなワクワクがある会社だよ。と伝えていた。
そんな博打あるかい、と思われるかもしれないけど、自分自身そうだったなと振り返って思う。
さて、この話で伝えたいことは、楽天の採用がこうだったということではなく。
1)自分が今、200点を叩き出そうとしているか?
2)自社も、そんなワクワクを作れるか?
こんなことを考えて事業づくりをしている。
まだまだこれから。腰据えて、爆速で。
PON
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?