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犬の事について書くということ

某県で犬の訓練士・ドッグトレーナーをしています。

せっかくだから犬の事について色々かこう!!勉強したし!!!という単純な思考回路を手に入れまして、noteをはじめていこうと思ったんですけど、何をどう書いたらいいか本当にわからないんですよね。

ようはアウトプットがめちゃくちゃ下手くそ。残念なこと。

犬を飼う、なんてそんな勉強しなくても飼えちゃうし、勉強しようと思ったら色んなデータであふれているし今更私が書く事なんてそんなにない気もするんですよね。

「しつけについて」だってそんなもの十人十色なわけで、そのしつけでうまくいく子もいればうまくいかない子もいるんで、あまり文章だけでは書けないしな・・・とも思います。というのも、文章で書かれているしつけってあくまで参考にすることしかできないと思うのです。

ネットや本で書かれていることはあくまでも「自分がやってみて思ったこと」や「自分で勉強して感じたこと」を良かったらみんな見てみてね!!!っていう前提なわけです。

要するに参考書です。

ネットや本だけを読んでしつけをするのってうまくいく子はいくし、いかない子はいかない。「東大に子供を入れる方法」っていう子育て本を読んだって、それ読んで実行した全員が東大に行けるかってそんなわけないじゃないですか。

なのでネットの情報や本の情報を鵜呑みにするのは危ない部分もあるかと思います。ラッキーだったらなんとかなりますけどね!!たまーに何にもしなくてもいい子でいられる子はいますけど、それって勉強しなくてもそこそこいいとこの学校にいけた。みたいなレベルなんで完ぺきに個人差だと思います。うちの子は・・・なんて焦る必要は全くないです。

最近、ネットが普及してきたので小さいうちのしつけが大事という話がだんだんと広がってきて喜ばしい限りです。しかし!!ちょっとここに落とし穴があるのです。。。えっとですね・・・。

あまりにも幼いうちに頑張りすぎない。

これですね。まだ生後2ヵ月くらいのうちからマズルコントロールだのなんだのしたら逆効果になる子もいます。ちょっと気の強いタイプです。この世に生まれてまだ2ヵ月ですから、そんなことすると1歳過ぎた時に影響が出出てしまう可能性もあるんです。英才教育もほどほどにした方がいいのです。生後2ヵ月で家具噛んだりするのは・・・あの・・・当たり前です。

フリーにしておくと噛んでほしくないもの噛んで大変なんです・・・!!ってハイハイでめっちゃ動くような赤ちゃんを放置しておいてティッシュとかいたずらして大変なんです・・・っていう人いないですよね??やってることってそういう事です。もしフリーにしたいなら見ていられる時だけ、もしくはフリーにするところを囲う。「いたずらする」という経験をさせない。生後2~3ヵ月はこんなもんで十分かと。いたずらされなければ叱ることなんてぐっと減ります。

あ、あと、犬にとっての言語は私たちにとってのヒンドゥー語みたいなもんです。もちろん、教えていけば単語を覚えることはできますが、ヒンドゥー語でダメだよ~なんて言われたって、恐ろしいほどわかんないですよね。犬はニュアンスと雰囲気で聞いている気がします。だって、「この子英語で入ってるんで~」っていう犬に「おすわり」っていうと座りますもん。日本語でしか入ってない犬に「ダウン」って言っても伏せますし。

大事なのは言語じゃないんです。それを伝えたい気持ちと雰囲気だと思いますね。

正しい付き合い方と犬にあったルールをきめながら生活していけばじつは大きい問題行動や一般家庭で過ごすだけのしつけって本当はそんなに必要ない気がします。訓練所やトレーニングに預けたって飼い主が変わらなければ何にも意味がありません。訓練所に預けただけで変わるって思っているのは犬のことちょっと馬鹿にしすぎだと思いますね。犬だっていう事聞く人と聞かない人をきちんと選ぶのです。

とまあ、どこに刺さるのかわかんない文章だし、誰が読むんだいって文章になりましたが、こんな感じでいいのかな~。難しい。

いつも思うのは「犬飼う前に相談きてくれたらな~」と「問題行動になる前に相談来てほしいな」ってところなんですよね。あと、うちはこうやったらいい子になったよ!を鵜呑みにして焦らなくていいです。ほんと。大丈夫ですから!個性を大事にする時代なのになんで犬の個性は受け入れられないのか・・・

訓練所・トレーニング施設の私の考える良い選び方とか書いたら参考になるのかな・・・それとも、ネット検索すると犬種のいいとこしか書いてないから目立つ問題行動とか書いて飼育前の選択肢を考えてもらう事がいいかな・・・?とかいろいろ考えてるんで何かあったらください。

なくても続けてい来ます!へへへ!!メンタル強くいこ!!!


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