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鳥になって空を飛んでみたら今までと違う視方で世界を捉えられるだろうか



鳥になって空を飛んでみたら今までと違う視方で世界を捉えられるだろうか。




風になって色んな土地を巡ったら果たしてそれは旅をしたと言えるだろうか。




虫になって人間と対峙したら今よりも必死に生きているだろうか。




そんなことはなってみないと分からないと言われたらそこまでだが、
つべこべ言わず自らをファンタジー ーーだけれどもひどく現実的な世界に飛び込ませてみよう。




そこでは、少し窮屈で、少し背伸びをしている自分に出会えるかもしれない。




〜〜〜










最近はコロナ禍で家にいる時間が長くなり、
一人になって考え込む時間が増えた。意図的に増やしたというよりは、世間が自分をそうさせた。


考えすぎて嫌になることもあるけれど、
ずっと考えることができる力を与えてくれた、考えることが大事だと学ばせてくれた環境に感謝はしている。


ただ、
ひたすら自分の将来や過去のことばかり考えたり、
SNSから享受できる情報を考えるきっかけにしたりと、
考えの視野が非常に狭く、これは中身のない、いわば意味のないカンガエになってしまっているのではないかと、世界に置いてけぼりにされているような焦りと不安を感じた。










そんな時私がしたことは、
自分ではない何かに感情移入する」ことである。


冒頭で記述したように、
例えば、動物になったら、今の世界をどのように捉え、それは今の自分の考えとどんな違いがあるのかを考える。


そうすると、
ずっと主観でしか捉えられていなかった自身の考えを客観的に見つめ直すきっかけになったり、
はたまた、全然今まで考えたことがなかったような、ある意味生きていく上では必要のない考えや感情になったりする。


果たしてこれが本当に自身の考えを豊かにしているかどうかは分からない。
だけれども、考えるのに行き詰まった時、何も考えたくないけどどうしても頭の中ではずっと考えてしまう時など、是非やってみて欲しい。


何故なら、視野を広げる以外に、自分の気持ちを楽にしてくれる効果があると思うから。
自分の悩みがちっぽけに思えて、ふっと前向きになれるかもしれない。
考えながら何考えてんだろうなってくすりと笑えてくるかもしれない。


COVID-19の猛威が再び奮い始めたこの世界で、
ずっと家に閉じこもって自分はずっと独りなんじゃないかと思う人もいるかもしれないが、けしてそんなことはない


あなたには、
自分のことのように、あなたを想ってくれている友達や家族がいる。
もしくは、気持ちを救ってくれようと必死に私たちにエンターテイメントを届けてくれているアーティストがいる。


そして今この記事を書いている私自身も同様に、
この文章を読んで救われる人が一人でもいればいいなと本気で思い、言葉を文章として残しています。


あなたは独りじゃない
強く逞しく生き延びた先には、きっと素晴らしい世界が待っていると信じて、今という時間を大切に過ごしていきたいね。




〜〜〜


p.s. 「自分ではない何かに感情移入する」という行動が、あいみょんの作詞スタイルに強く影響されていることは、ここだけの秘密でお願いします。




尾谷コウタ

サポート頂いたお気持ちは、思考や価値観などをさらに深めるための書籍購入などに当てたいと考えています!!