中国 一帯一路 コンサルタントが説明する なぜ中国企業が一帯一路の事業を行っているのか その実態について説明する。
こんにちは
中国 一帯一路 コンサルタントです。
さて中国の一帯一路についての話をいろいろ書いておりますが一帯一路を行うというには、それなりの理由があるわけです。
つまり、 これは第二次世界対戦後のアメリカが行ってきたことと同じようなことを行っているというのが 基本になります。
世界の復興開発 財源 と呼ばれていたのが,これは 世界銀行です。
当時は 国際復興開発銀行という名称で各地の戦後 焼け野原になった国の復興を行ったと言えます。
その時 基軸通貨を持っている US ドルが世界の中心となり 助成金を出したわけです。
つまりそれが世間で言うところのプロジェクト 資金の世界です。
この資金の話は 専門的によくわかっていますが 詳しくはここでは説明はしません。
さて中国は目指すところというのは第二次世界大戦後 アメリカがどうやって 世界の中心となっていったかということを研究しているわけです。
それと同じ仕組みによって中国が一帯一路 の世界を作ろうとしているのです。
中国は第二次世界大戦のような 、第3次世界大戦を起こしたわけではありませんが 、一帯一路という 新しい シルクロードを作ろう という計画でインフラ開発を行うことをスター一帯一路におけるシルクロード 計画は2つの計画によってまずは行いました。
それは海のシルクロード つまり 海上交通におけるシルクロード です それと陸のシルクロード ユーラシア大陸の内陸を通る 交通インフラを作り上げること というのが目標でスタートしています。
つまり シルクロードの計画ですから 基本的には中国からヨーロッパに行く というのが 歴史的な話ですから そのような方向性で開発をするつまり シルクロードの関係する国々の開発を行っていくということが目標ですか 現在においては それだけには 限っておりません。
中国は世界の全ての中国との友好関係にある国々に対して一帯一路における公共投資 プロジェクトを行っています。
ただ 基本的にはこのような事業は非常に多くの資金もかかりますし、 無償援助では とても実現できない話ですから 事業性 公共投資プロジェクトという位置づけで各地の公共インフラ などの開発を行っています。
つまり 高速道路や鉄道網 を実際に自らで建設をし そしてその事業を自ら行うということで投資した資金を回収するモデルで一帯一路を拡大しようということが一般的なやり方です。
これらのことは 企業として 事業体として行うので プロジェクトがあれば 自ら投資をして自ら建設をしそして自ら運営をして運用しながら利益を出して投資を回収するというやり方です。
これは通常の商売と同じ考えであります事業性 公共投資事業というのは最近は特に 途上国では流行りの傾向にあります。
その理由は以前にもブログでも書きましたが 結局は 各国政府は借金をして 公共投資をする財源がないというのが 本当のところ と言えます。
そのことを決める政治家のリーダーも国民の負担になるようなことであれば自分自身の政治生命にも影響が出るために大きな借金を背負ってまでも 公共投資事業に投資しないというのが言えます。
そのために言えることは 土地はあるのでそれをどのようにして活用してくれるかということで土地の使用権に関するところは政府が権限を持っているので提供するがそれ以外のところは 事業計画に関しては 概要の計画はあるがそれに対して外国の企業でもいいから 投資して欲しいという案件は結構あるものです。
つまりニーズがあるので このようなビジネスが成り立つわけです。
当然 投資を呼び込んだ政府としては 資金は自ら出しておりませんから 中国がもし 一帯一路で資金を出すのであれば 中国企業の負担となっていますので そういう場合は中国の事業者が事業を行い 公共事業から収益を得るということを行うのです。
このような仕組みというのが 事業性 公共投資 プロジェクトということになり そのようなプロジェクトを色々と行っているのが 現時点における一帯一路における企業関連の投資ということになるわけです。
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