なんかの記念日を迎えるたびに
迎えるまでが、なんとなく、
しんどかった、ふたつの記念日。
おめでたいことなのに、胸が重く、緊張していた。
そして、迎えてみたら、この日が来たあとも、
同じ毎日が、また続いている。
そのことに、なぜか、すごく、ほっとしている。
こうしてわざわざ、
日々の気持ちを言葉に残し、
膨大な紙の記録もある。
忘れたくない。
覚えていたい。
いつの日付にも、そんな記憶が刻まれていて、
もしかして、私は自分の人生を、
気に入っているのかもしれない。
こんなにも、傷っぽい仕上がりになりそうでも。
変わりたい、変わらなきゃと願いながら、
変わらぬ毎日を望んでいる。
(いや、病気はもうやだってば!)