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「自分はどんな人で、何したらいいかわからん」のそれっぽい核心
「それっぽい核心」シリーズは、毎回1つの課題を設定し、その根本っぽいことを探ります。
第1回の課題は、
「自分はどんな人で、何したらいいかわからん」
です。
■今回の「それっぽい核心」
「あまり考えんと、何かめっちゃ頑張ったら、そのうちなんとなく、自分が見えてくる」
確かに、それっぽい核心。
すごい人に悩み相談したら、これっぽいことアドバイスされそう。
これ↑、昔の人がそれっぽいこと言ってまして、紹介します。
■核心を語ってる3人
①カール・マルクス
②ジグムント・フロイト
③ニーチェ
①カール・マルクスはこんなこと言ってる
・「自分は何者であるか」的なのは、すでに決まっとるわけじゃない(自分の奥底に潜んでるかもしれんけど)
・人間は、「自分はどんな人なのか」ってことを「自分が生み出したもの」とかから知る
↓
じっとしてばかりで、行動せんかったら、自分がどげん人かもようわからん
②ジグムント・フロイトはこんなこと言ってる
・人間は意識したくないことを、意識しないようにしとる
・この↑「意識したくないな」ってこと自体、意識しきらん
↓
思っとる以上に、僕らは自由に考えたり、動いたりできん
③ニーチェはこんなこと言ってる
・他人の気持ちを、ガチで想像できるやつだけが、自分のこともよくわかる
・これ↑やれるやつは、いろんなこと考えられるやつだけだし、実際みんなできてなくてオワコン。
・みんな、「周りの人と同じことしよう」って生きてるけど、まじで馬鹿。
・こんな終わってるやつらは無理だし圧倒的に超えたい。
↓
あんなやつにはなりたくねぇなって気持ちで頑張ろう
■僕の生活と「それっぽい核心」
・確かに僕は、考え過ぎで行動しない節があるのでわかりみ。
・ようわからんなりに始めるのは良さそうだけど、何を始めたらいいのかわからん。
・そんなサラッと始められないからみんな苦労してるとこある。
■考え続けたい問い
「どうすれば、僕はすぐ行動できるのか?」
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■引用書籍
内田樹『寝ながら学べる構造主義』、文春新書、2002年