音ゲー譜面研究のすゝめ

こんばんは、こた餅です。
最近Arcaeaにお熱で、10+のpm詰めばっかりしてます。難しいけどやりごたえある。

ここ数ヶ月間Arcaeaでのpm埋めをして行く中で自分の研究方法がそこそこ定まってきたので、自分の中で整理する意味も込めて今回は、「譜面研究したいけどやり方がわからん」「研究してやってるけど伸びない」という方に向けて、実際に私が研究してる時の例を示しながら自己流の譜面研究方法を書いていきたいと思います。

前提としてある程度熱量を持って上手くなりたい方向けに書いているので、カジュアルに遊ぶプレイスタイルの方には合わないかもしれません、ご了承ください。
それとあくまでスコア狙い(PM狙い)の話なので、精度面の話はあまり触れません。
(触れないというか触れられるほどの精度力がない)


譜面研究とは

一言でざっくり言うなら「譜面の中で出来ない所を練習すること」です。
見えない、リズムが分からない、動かない等、出来ない理由は様々ですが、それを工夫して解決を目指すのが譜面研究です。
基本的に原因を見つけて対策してプレイするという流れは分かると思うので、その中で私が考えてる事や試してる事を中心に説明していこうかと思います。

1.上手くいってない箇所を正確に突き止める

これが間違ってたらそもそも失点してる箇所が解決しないのでとても大事です。押せてないように見えて実は手前で巻き込んでたり、スカイノートの指が届いてないと思ってたら実は反対の手のアークが抜けてたり……(どっちも実体験)
プレイしていて思ってた理由と全然違う理由で上手くいってないなんて事はよくあります。

これをなくすためにはまず、どのノーツで失点してるかを正しく知る事が必要です。画面録画で自分のプレイをみればどこで失点してるのかが正確にわかると思うので、それを見てまずは失点箇所を正しく認識しましょう。

以下は私の例です。stasisのこの配置でスカイノートが抜けていると思ってたけど、録画を確認すると⭕️辺りのアークが抜けていました。

stasis FTR10+

スカイ抜けばっかり気にして右手の左右振りを大きくしたり、リズムを見直したりしてたけど、アークが抜けてるのが問題なので当然上手くいきませんでした。そりゃそう。

2.上手くいってない原因を詳細に考察する

失点箇所が正確に分かったら、次は何故上手くいってないのかを探っていきます。まずは原因を大まかに「配置が見えてない」「リズムが分からない」「指がズレている」「巻き込んでる」「指が追いつかない」の5つに分類します。
この分類は自分の感覚でいいです、「ここは指当たってない気がする」とか、「配置分かるようでよく分からんな…」みたいに。この後のステップを踏んでいく中で原因の分類が違うなと思う事もありますが、その時はその時で考え直しましょう。なにしく大事なのは上手くいってない要素を分解して問題を明確にする事です。
場合によってはリズム分からんし配置も見えない!って事もあると思いますが、その時は1つの原因ごとに向き合いましょう。意外と1つの原因に向き合ううちに、どっちも何とかなってたりします。しなかったら1つずつ潰していくしかない。

原因を大まかに分けれたらより詳しく原因を考えていきます。
例えば「配置が見えていない」が原因だとした時は、何故見えていないのかを考えます。
この場合私は、「単純に譜面の構造が理解できていない」や「後ろの配置に気を取られて認識をおろそかにしている」、「直前の配置に対応する事にいっぱいで後ろの譜面を見れていない」等の理由を浮かべてどれが該当するかをプレイしながら考えてます。

このようにして自分の失点原因がしっかりと理解出来たら、そこから次は対策を考えていきましょう。

3.上手くいってない原因の考察から対策を考える

考察が終わったら、それを基に対策を考えていきましょう。
大まかに分けた原因ごとに私の対策方法の一例をあげていきます。

配置が見えていない
この場合は、他人の手元動画を確認したり、録画した譜面を遅くして動きを確認したり、認識の意識を変えたりしています。
指が認識通りに動かない時は、録画したその部分の譜面を0.5倍速で叩いてみるのがおすすめです。指が動きを覚えてきたら、0.5→0.75→1倍速と早くしていきましょう。ある程度動かせるようになったら後は実践で数を重ねることで指に馴染むはずです。どうしても馴染まない時は別運指考えたり、譜面認識を変えたりするのもいいかも。

リズムが分からない
まずは動画配信サイト(YouTube等)に上がっている理論値手元動画を確認しましょう。理論値の手元動画が見当たらない場合はPMでもいいですが、意外とPM通過ならリズムがズレててもよかったりするので、できるだけ理論値の方がいいです。
これでリズムが理解できたらその通りに叩けるように反復練習を繰り返しましょう。
もしリズムを理解したけど指がその通りに動きにくい場合は、リズムを区切る位置を決めたり、変えてみたりすると上手くいくようになることもあります。(1-3-3のリズム認識してる配置を3-3-1の認識に変えるみたいな)

指がズレている
1番は手元動画を撮ってどうズレてるのかを確認して修正する事です。ですが撮れる環境が無いこともあるので、そういった人は抜けてる箇所を「配置が分からない」で挙げた対策と同じようにする事で正しい位置を押せるようになるかと思います。
あともう1つ、巻き込みに気をつける必要がありますが、人差し指と中指の2本で押してノーツに指が当たる面積を増やしてやることで、エイムズレの失点を解決できたりもします。(アークでは当然使えません)

巻き込んでいる
細かい叩く位置の調整をしないといけないので個人的にはこの原因が1番厄介です。烈華で本当に苦労した…

リズムは合ってるのに謎のfarハマりをする縦連や早lostが出てる時は、大体判定が吸われているか巻き込んでるのどっちかです。こういった場合は、少し大袈裟に巻き込んでるノーツを避けるように意識する、指と指を近づけすぎない(特にスカイのトリル)、後続のノーツが見えている箇所を押さない等で大体対策できます。

2打目で赤丸の辺りを押すと3個目のノーツが反応することがある

私はouroborosやManicの縦連では、スカイの両端を叩くようにしたり、sky_inputの高さのスカイノーツはレーンより少し上を叩いても反応するのを活かして、上下で指同士を離すようにしたりしています。

指が追いつかない
これには2パターンあると考えていて、純粋にハンドスピードまたは連打力が足らなくて追いついていないか、その動きに身体が慣れていないから追いついていないかのどちらかです。
前者の場合は、その箇所だけ手首押しから腕押しに変えることで上手くいくことがあります。それでも追いつかない場合は配置によって餡蜜、指押しを使ってみるのも良いと思います。私もedenの中盤やEinherjarのラストにある24分トリルは餡蜜してpmしてます。
後者の場合は、数を積んで譜面の流れと動きを身体にある程度覚えさせるしかないです。同じ譜面を何度もやることによって段々と動きが最適化されると思うので、そうすれば指を追いつかせる余力も生まれるかなと思います。

4.1~3を目標のスコアに達するまで繰り返す

これまでの工程を繰り返して少しずつ失点を減らしていきましょう、結局最後はたくさんやるが正義です。地道に失点を減らしていき、新しく出てきた癖を克服し、全体の勝率をあげた先に目標スコアにたどり着けるかと思います。
非科学的な精神論の話になりますが、研究してる時、詰めてる時は「私ならできる」と思ってやるといいです。この時、そう思う根拠はあっても無くてもどっちでもいいと私は思います。大事なのはポジティブな気持ちでプレイすることです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
いざ書いてみると文章化するのが難しかったです笑
言いたかったことが伝わっているかは分かりませんが、少しでも皆さんのやり方に+αできてたらなと思います。

私事ですが、この記事を書き終わった時点で10.8以下全PMが終わりました。
これから10.9のPMに挑んでいきます、研究して頑張るぞ。

上手くなりたい方は地力も上がってスコアも伸びて一石二鳥なので、ぜひ何か目標を見つけて譜面研究して詰めてみてくださいね。
では、よきArcaeaライフを~👋


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