オンラインで活躍するコーチが揃えたいガジェット
オンラインでコーチングを提供しはじめてから、早3年になる。
zoom社には足を向けて寝られない。これがあるから、新潟の片田舎に住んでいても全国だけでなく、海外にもクライアントを持つことができている。
オンラインでコーチングを提供し、クライアントが結果を出し、満足度高く、長期的、継続的にいい関係を構築していくには、スキルが必要だ。
コーチングのスキル。
もちろん、大切。
けれど、オンラインコーチングには、まだ他にも大切なことがある。
オンライン配信のためのスキル。そして、機材だ。
クライアントに届ける映像や音声は、ぼやけたものより、クリアなほうがいい。クライアントの集中力に関係する。
目線をあわせるカメラ位置の工夫も必要になる。クライアントの声の変化、抑揚をキャッチするには、相応のイヤホンも欠かせない。効率的にPCを扱うための機材もあると便利だ。
押さえておきたい3つのポイントは、
「明るい照明」「クリアな音声」「キレイな画質」
PCに内蔵されたカメラで、ちょちょっとやってるだけでは、クライアントに満足いく顧客体験を提供することは難しい。クライアントの成果結果にも、影響してくると感じる。
前置きはここまでにして、私が実際に使っているオンラインコーチング機材を紹介します。オンラインコーチングのレベルアップの参考になれば嬉しいです。
【音まわり】
オンラインコーチングをはじめた当初は、BlueのyetiというUSBマイクを使っていました。音質も良くて、PCとUSBで接続するだけなので簡単です。しかし、ホワイトボードを使って説明する際には、立ったり座ったりを繰り返すので、有線マイクの限界を感じるようになりました。
良い方法はないかと探していたら、ぴったりのものを発見!ただの四角い箱にしか見えませんが、ワイヤレスマイクと受信機になってます。接続も安定しているし、ペアリングも早い。コーチングの途中で音が途切れたりする心配もありません。4時間くらいのコーチングセッションなら、フル充電していれば電池切れも心配いりません。電源コードから解放され、自由を手に入れることができます。
BOSEのノイズキャンセリングイヤホンを長らく使っていたんですが、オンラインコーチングが3時間、4時間と長時間になると、耳が痛くなってきます。この問題をずっと解決したかったけれど、いいアイデアがなく・・・。
そんな時に出会ったのが、骨伝導イヤホン。耳の穴を塞がないので環境音もしっかり聞き取ることができます。もしもの災害時にも、早い対応ができます。締め付けも強くなくて、頭がデカい(笑)僕のような男子でも程よいフィット感です。しかもBluetoothの接続も早くて、安定しています。ほんとにお勧め。
【照明】
以前、zoom越しのクライアントに、
「松本さん、今日は具合が悪いですか?」
と言われたことがあります。蛍光灯をつけていましたが、顔に光が当たっておらず、顔色が悪く見えたのだそうです。画面映りが、印象を大きく左右するということに気づいたクライアントからフィードバックでした。SNSやネットで注目を集めているのがリングライト。私も最初はリングライトを使っていたのですが、光量が少なく光も堅いので、映像撮影でも使われているGodoxのLEDのビデオライトを導入しました。それからは、具合が悪いですか?と言われなくなりました。
【配信環境づくり】
これがないと始まらない。高画質配信でテレワークを変える、魔法のガジェットです。ミラーレスカメラやビデオカメラなどを、webカメラに変えてくれます。設定も特に必要なく、HDMIパススルー対応のカメラとHDMIケーブルで接続するだけ。カメラ側がHDMIパススルーに対応していないと、ただの棒になってしまうのでチェックは忘れないでくださいね。
2011年から使い始め、2代目として購入。Appleのマジックマウスに浮気もしたけれど、結局こちらに戻ってきました。最近は、左手にトラックパッド、右手にMXERGOの二刀流です。作業ははかどりますし、オンラインコーチングの際に、zoomから目線を外さずに、手元を快適に操作できるのもポイント。
キートップをちょっとカスタマイズしています。キートップを工夫して、自分なりにカスタマイズできるのも魅力。インスタのHHKBのアカウントには、思い思いにカスタマイズされたキーボードを見ることができて楽しいです。