一日仕事も5分で終了
今年の目標の一つに、「AIを活用した生産性向上」を掲げています。
特に、ChatGPTは文章作成や画像生成の分野で欠かせないパートナーですし、日本語精度の高いClaudeは、より精緻な文章作成をサポートしてくれます。また、調べ物には「ググる」に代わるものとして注目されていPerplexityが非常に役立っています。
noteで「AIコーチを作ってみました」とお伝えしましたが、さらに高機能化し、目的に応じてAIを使い分けるという使用方法の革新が進んでいます。
最近では、Zoomにも自動書き起こし機能が追加され、AIは生産性向上に大きく貢献しています。
このように日進月歩のAI技術、皆さんはどれだけ活用できているでしょうか?
今は無料で利用できるものも多く、少し課金するだけで、できることも飛躍的に増えます。日本の生命線とも言える生産性向上に、経営者自らが取り組み、その姿勢を見せていくことがとても重要だと思います。
実際、クライアントからのAI活用に関する相談も増えており、その関心や意欲の高さに嬉しく感じています。
「一日仕事も5分で終了」
さて、今日の本題に入ります。
タイトルに「一日仕事も5分で終了」と書きましたが、これは本当に可能なのかと思われるかもしれません。実は、私の業務の中でこの革新が起こりました。
これまでは、クライアントとのコーチングの記録を録音・録画しており、その音声データを聞きやすく処理した後「記録用」としてクライアントにお送りしていました。
どんな内容を、どんなトーンで話し、実際どんなやりとりを行ったか。
自分が話している声を聞くことは、慣れていない方にとっては最初は苦痛かもしれません。小っ恥ずかしく感じることもあるでしょう。 しかし、実際にその声や話し方で、顧客やスタッフ、協力企業の方と話をしているわけです。
音声にはコーチングの記録というだけでなく、経営者として、リーダーとして自身の客観視をしていくための多くの情報が含まれています。成長していくための一助として活用していただいていました。
AI導入で自動化に成功
長いときには4〜5時間にも及ぶ音声データをすべて聴くのは、たとえ倍速にしたとしても忙しい方にとって非効率な場合もあります。そこで、AIを活用してコーチング中に自動書き起こしを行い、その後、要約や議事録の作成、論点整理、アクションプランのまとめまでをAIに任せるようにしました。その結果、クライアントに提供する記録(ログ)を文書形式(PDF)でもお送りするフローに変えることができたのです。
創業当時は、録音音声を自分で書き起こし、要約やアクションプランの整理を行っていましたが、これには一日かかることもありました。その後、録音音声をお送りするという流れに変更しましたが、「要約とアクションプラン整理・まとめ」はクライアントからの評判も良かったので、いつかは復活させたいと思っていました。
AIの導入により、多くのことが自動化できやっと復活できたのです!!
しかも、これまで長いときには一日かかっていた仕事がプロンプトの工夫なども功を奏し、5分で終了するようになったのです!
まさにAIの力です。
クライアントからは
「振り返りとして非常に役立っている」
「とてもわかりやすいです。今月はこれを見ながら頑張っていきます!」
と評価をいただいています。
生産性を向上させつつ、付加価値もアップする。
これこそがAI活用の重要な視点です。
皆さんの業務においても、このように生産性を高めながら付加価値を向上させるAI活用の方法があるはずです。
生産性と付加価値の向上は、日本社会全体の課題です。AIを積極的に活用し、共に成長していきましょう!
AI活用に関するご相談があれば、ぜひお問い合わせくださいね。
以前、AIについて書いた記事はこちらから。