kotamatとは何者か
こんにちは kotamat です。
順番が前後してしまいましたが、noteにて自分の考えを発信していくことにしました。知らない方も多いと思うので、一度僕の自己紹介と、根底にあるモチベーション、それを形成した原体験を紹介したいと思います。
ざっとプロフィール
ROXX(旧SCOUTER)CTO。就活当時からベンチャーに絞った就活をしており、就活仲間と一緒に大学4年のときにクーポンサービスを立ち上げ。内定を別の会社で得るも、大学卒業直後に倒産。クーポンサービスを支えてくれていた会社に滑り込みで入社。1年働いたが、自分で事業を作るというのを要求されている中、自分で事業を作れるわけもなく事業のある会社に転職。ソーシャルゲームの開発運用からベトナム支社の立ち上げ、大規模ゲームの立ち上げを経て、CVC事業をCOOと経営企画室長の3人で立ち上げ、その後ブロックチェーンの基礎研究を行うなどして2017年に現職にCTOとして入社。インフラの整備からアプリケーションの開発業務、ブランディングや採用等を行っている。(下記リンク参考)
趣味は自転車。トレードマークは髪の毛をいじること
kotamatを支える価値感:めんどくさい
すごいめんどくさがりです。自分よりめんどくさがりはいないんじゃないかというくらいめんどくさがりで、将来の夢は全部機械が食べ物を運んできてくれて、意思決定はすべて機械に任せるが、適度な刺激をもとに楽しく暮らしたいと思うくらいめんどくさがりです。楽しく楽にがモットーとなります。
ただ、困ったことに、この世の中、めんどくさいものというのは、放置していると、より面倒な形で自分に帰ってくるようです。そしてそれは1度だけではなく何回も降り掛かってきます。故に僕は面倒なものを面倒じゃなくする=システム化するというところに非常に高い興味を持っています。エンジニアをやっているのもこういった指向性があるためです。遠回りしてでも仕組み化をすることに快感を覚え、仕組み化されたあとは、飽きるまでその仕組に乗っかります。
僕の中で一番めんどくさいのはお金です。お金は資本主義の世界で生きている中で絶対に切り離せない概念ですが、これのせいで働かないといけないし、他者にとって有益であり続けないといけません。別にお金に困っていると言う話ではないですが、お金のことを少しでも考えないといけないという状態は一刻も早く抜け出したく、そのためにどうすればいいかを考えた末の意思決定をしがちです。これは内定していた企業が卒業後に潰れた経験のせいです。企業は潰れるものだと思っているし、企業に対しては一切信頼をしていないため、有益性をどのように向上するかに意識が向きます。
他人からどのように見えるか、かっこいいかっこ良くないというのは、体験する側としては重要視しますが、なにかコンテンツを生み出す側としてはあまり興味を持てません。そこには合理性が介在せず、コンセンサスを取るのが面倒だからです。この領域は得意な人や好きな人が多いので、なるべくならすべておまかせしたいと思っています。ただ、他人からよく見られることによって得られるメリットが多いことがあり、それが明確に見えている場合は、合理性を持ってそれを実現していきます。
コミュニケーションはあくまで目的達成の手段だと考えます。相手にとって有益か、自分にとって有益かと言う観点が介在していないコミュニケーションにあまり興味を示しません。好き、嫌いという感情はありますが、それを仕事上のコミュニケーションに持ち込むことに意味はないと考えています。また相手が話している内容がある程度理解できたら、それ以降は聞かないことも多いです。ただ話を折ることはせず、相手が話し終わるまでは聞くことに徹します。理由は自分が話を折られたらムカつくからです。
故に仕事仲間には有益性を求めます。有益な情報はいくらでも提供したいと思うものの、自分にとって相手が有益じゃない場面に置いては興味を示しません。そこにおいて上司や部下といった概念は存在せず、双方にとって有益なつながりを教授することが会社組織にいる理由であり、それがなくなったら別の環境に移るべきかと思っています。
有益性は、個体の相違により発生すると考えているため、上記考えを誰かに押し付けることはしないし、共感を得たいとも思っていません。むしろ共感しない人と一緒にいたほうが有益性は最大化されると思うので、例えばめんどくさがらない真面目にやってくれる人は僕にとって相性が良いです。
開発組織の理想像に込められた思い
純粋に有益性でつながり、互いに相乗効果が生まれる環境だと、一人でやるよりも結果が最大化されるため、そういった組織に所属したいという願望があります。
一時期チームランサーを作りたいと思ったことがあるのですが、圧倒的に自分に提供価値が無いことがわかったため、「今の自分では理想とするレベル感のチームは作れないな」と認識し、まずは圧倒的な力をつける必要があると考え、CTOとして入社しました。
ただ、自分のスキルを付けていく中、今の環境においても有益性でつながる組織は作れると考え、開発組織の理想像として明文化し、実現に向け動いているというのが、上記を公表したモチベーションとなります。
今の最も大きいモチベーションは、そういった理想的な仕事環境を手に入れる手段を体系化し、再現性のある形に昇華させることによって、「理想的な仕事環境を手に入れる」という面倒かつ不確実性の高いフローを取っ払いたいと思っています。
今後何をしていきたいか
同時リリースの別の記事に書いた採用広報に関して、自分が納得するレベルの体系化ができました。
これを
- 他の社員が体現できるようになり、再現性を上げる
- 他の会社が体現できるようになり、再現性を上げる
ことによって、自分のノウハウの質を上げていくとともに、自分にとっての理想郷を他の人が作っていってくれれば僕は面倒なことなく理想的な環境を手に入れられる様になるというところを目指しています。
また、今は今の組織で一番得られるであろうセキュリティーに関してとても興味があり、この領域においても採用でやってきたことと同じような体系化プロセスを通じて、もっと自分を楽にさせるよう動いていきたいと思っています。
また、完全別軸ですが、最高レベルのパートナーシップは多様性に存在していると思うので、多言語多国籍のチームで働いていくことにも興味はあります。ただこれも自分がパートナーとして信頼される状態になっている前提があるため、中長期的な目標です。
最後に
なんか変な人もいるんだなーと思ってもらえれば書いた意味があるかなと思います。興味持ってもらって僕と一緒に働きたいという人がいればTwitterに連絡ください。