
選択する
三連休の最終日。
祝日は、仕事がある月曜日。
通勤道路は、閑散とし、世間がお休みの日の仕事は、損した気分になるな、なんて…週に2日のパート勤務の私が言うのも、申し訳ないなとか思いつつ、ボヤいてみました。
こんばんは。
今日、実はですね。
職場で理不尽な事がありました。
前回出勤時に、覚えのないミスを、上司が、私のミスだと、話していたと先輩から聞かされた。

それを聞いた時に、記憶を辿ると、私ではなく、そう話していた上司が、それをしていた事を覚えていた私は、
先輩に
「私ではなく、上司が入れたのを覚えてます。」と伝えた。
「確かに、そうかもしれないね。」と職場の仲間も、同意だった。
その時に、私の中に湧いた感情は、【理不尽さに怒りがある】だった。
身に覚えの無いことを、自分がいない場所で、みんなに話していた事で、私は、悪者にされた様に感じた。
ちょっとイライラした感じはあったけど、確認されるまで、暫く作業しながら考えていた。

んー、怒りの感情は、どこから来るのだろう。
きっと、直接確認された上で、「こんなことがありました」って言われていたら、直接確認出来たのに…とか。
間違えたのは、私だと決めつけられたのが嫌だったのかもしれない。
そうか、私はただ事実を確認して欲しかったんだな。
そう思ったら、少し落ち着いた。
そして上司は何故、それを私に伝えずに、私のミスだと話したのかを、少し考えた。
怒りのまま
「私はやっていません」と伝えることも、出来たのだけど、私はそれを選択しなかった。
【上司が、私がミスをしたと言った】
事実よりも、私は確認して欲しかった気持ちがあって、苛立ちを感じていたから。

程なくして、上司がやってきた。
「こたまさん、水菜が冷凍庫でパリパリになってました」
笑いながら話しかけてきた。
「あっ、先週私が、荷物を流しましたね、すみません、私が間違えたんですかね、水菜は、大丈夫でしたか?
以後、気をつけます。」と伝えた。
それは、自分の選択だった。
すると上司は笑いながら
「ちょっとバタバタしていたから、記憶が曖昧なんですよね、水菜は大丈夫でした。すみません。」と、笑いながら言っていた。
怒りのまま、感情的になっていたら、嫌な空気になっていたし、笑いながら話すこともなかった。
そして、私自身が、自己嫌悪になっていたかもしれないと思った。
上司が、直接話してくれたことで、少し心が落ち着いた。
そして、先輩が言ってくれた。
「こたまさん、はなまる。主任も多分、自分のミスかもしれないと、気づいているけど、言い出せなかったのかもしれないよね。
嫌な気持ちになったかもしれないけど、ごめんね」と。
理不尽さへの苛立ちは
すっかり消えていた。
という職場のお話でした。
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