ちくま文庫 『思考の整理学』 から学ぶ
今日は自分が大学四年生の時に購入した著書
『思考の整理学』
というちくま文庫からな学びを📖
自分はよく朝に読書をして
新しい情報や知識をインプットしているのですが
最近は過去に買った著書をもう一度読み直すということをしております
やはり過去に読んだものを改めて読み返してみると
その当時読んで感銘を受けたことや腑に落ちたことなどが
現在の価値観の一部や考え方のベースの一部分になっている
と感じます
それと同時に当時は理解できなかったり
難しいと思っていたことが理解できたり
今の自分の考え方と繋がったりします
<そして今日出会った言葉で...>
”セレンディピティー”
という言葉というか概念に出逢いまして
『セレンディピティーとは?』
基本的な意味としては
ある対照において
人は中心的関心よりも、その周辺的関心に対してより強く意識が働く
という現象のことを指します
簡単な例を挙げると
机の上が散らかっている中で探し物のノートがあり
いくら探しても見つかりません
そいてあれやこれや探し続けていると...
数日前に机でいくら探しても見つけることが出来なかった
万年筆が見つかた
このようにその人の中心的な関心にあるものは逆に見えにくく
その関心の周辺にある関心の方が見えやすい
これが”セレンディピティー”というものです
この言葉を知った時、ふと自分が思い出したのが
高校の頃の理科の授業のことでした
その授業の内容は今では全く覚えていませんが
(この授業内容がその当時の中心的関心)
その先生の脇道に逸れた話は未だ鮮明に覚えているのです
(この脇道に逸れた話が周辺的関心)
まさにこのことがセレンディピティーにあたるものだとふと繋がりました
その先生の脇道にそれる話はすごく面白く素敵な話であったのも覚えているくらいです😌
<この学びはどう自分ごとに転用するか?>
このセレンディピティーは
すごく自分ごととしても転用可能だと思っていて
例えば何かを考えていたり解決したい問題がある時
やはり終始そればかり考えていては壁にぶつかってしまうでしょう
(中心的関心にあるため)
そんな時は一旦その考え事や関心の対象を脇に置いてみる
(周辺的関心に移してあげる)
このようにして一旦寝かしておくと
不思議と繋がったりふと解決したりと
あえて中心的関心→周辺的関心にズラしてあげるという方法ですね
そのほかに
自分の場合指導に関してもこのセレンディピティーは使うことができると思い
子供たちの中心的関心は何かを考えて
あえて脇道に逸れて別の大切なことを伝えてみたり
逆に相手のセレンディピティーについて考えて指導することもできると思います
このように読書からの学びを自分事まで落とし込む
このことが読書の楽しみでもあり本質でもあるなと思います
ちくま文庫の『思考の整理学』
少し難しいですがとてもためになる内容が盛り沢山なのでおすすめです📕
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