”子供達がイメージ出来る”を考える🏃♂️
子供達に指導する中で
だんだんと気づいてきたことがあり
子供達が体験したことがある事
を例にして指導をしていくという事です
指導を始めた最初の頃は
自分が練習してきたことや意識していたことを
そのまま指導の時に言葉にして使っていたのですが
子供達の反応を見ると
どうやらうまくイメージできていないような気がしていました
それはそのはずです
子供達は自分が体験したことのあることを
自分のイメージとして頭の中で想像して
それを動きに変換していくので
大人たちが経験した動きの量と比べると
圧倒的に動きのバリエーションは少ないはずです
そのためイメージと自分の動きが一致しないため
体の使い方や力の出し方はうまくできないでしょう
そこで子供達にうまくイメージさせ
動きに変換してもらうためには
子供達が体験したことのある動き
子供達がイメージ出来る動き
を例として用いることが大切なのだと気付き始めました
加えて子供達(特に低学年)は
自分の内側に意識を向ける
ことがまだ発達していないため
意識を外に向ける動き
をイメージさせてあげる事も大切です
例えば腿をあげてほしい時に
そのまま腿をあげてと伝えるとどうなるか
もちろんうまく出来る子もいますが
腿をあげた時に背中が曲がってしまう
体が後ろに反ってしまう
などが起こります
これも意識は足を上げることに集中してしまうために
その他の内の部分には意識が届かず
そのような体の使い方になってしまいます
ここで他の伝え方をしてみます
例えば意識を外に向ける動き
を子供達にイメージさせてあげるのが良いので
体の前にボール(外側の意識)があってそれを膝でぶつける
これは腿を動かす時に外側に意識を向けてもらう伝え方で
反対に腿上げの時に地面を踏むというとこに焦点を当てた場合
地面にある空き缶(外側の意識)を上からまっすぐきれいに踏み潰す
というような伝え方をします
このように動きのイメージを
外側の対象物に向かって動く
という例をあげて伝えることで
子供達がイメージしやすく且つ動くイメージを作りやすい
という状況を生み出すことができます
なかなか指導する側もここが難しい点ではありますが
子供達が体験したことのあるイメージ
を発見するにには
子供達に混ざって一緒に遊ぶ
これをやると見つけやすいのではないかと思います😌
これが一年少し子供達に指導する中で気づいた
こたけ指導論でした😌
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