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映画『福田村事件』考察ネタバレ:村社会とSNS社会の共通項:朝鮮人を悪者にする心理

映画『福田村事件』を鑑賞。関東大震災直後にデマがもとで殺された行商たちを描いた作品で、村人たちの日常生活を丁寧に描いている分、虐殺にいたる結末の胸糞度合いが半端ない。心に重くのしかかる作品だった。
※記事はネタバレありなので注意

現代のネット社会と全く一緒。

震災後に福田村で自警団がつくられ、デマに踊らされて「朝鮮人から村人を守る!」と息巻く様子は、ネットやSNSで自分と同じ価値観の人としかつながらない「エコーチェンバー」と構造的に変わらない。偏った意見でも、ある程度の人数が集まれば他のコミュニティを攻撃するようになる。

あらすじ詳細・ラスト解説はこちら

なぜ大衆は朝鮮人を悪者にするのか?

関東大震災直後は、朝鮮人が建物に火をつけたり、人殺しをしているデマが広まったという。
このデマで1番得をしたのは日本人の火事場泥棒だろう。
ただそれ以外にも日本人が朝鮮人を悪者にする根本的な問題が隠されている。それについては次のページで詳しく解説する↓


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