映画『破墓/パミョ』ネタバレ考察,埋まっていた反日,戦国武将&キツネの意味を解説
映画『破墓/パミョ』あらすじと感想
韓国系の富豪に呼ばれてアメリカへやってきた巫堂ファリム(キム・ゴウン)とその仲間のボンギル(イ・ドヒョン)は、最近生まれた富豪の赤ちゃんが原因不明の病なのを見て、韓国にある富豪の祖父の墓の場所が悪いからこんなことになっていると考える。
ファリムは仕事で付き合いのある風水師・サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀屋・ヨングン(ユ・へジン)に協力してもらい、富豪の祖父の霊の墓を掘り起こし、他の場所へ埋め直す改葬をすることに。富豪に案内されてソウルから遠い山の頂上にある墓へやってきた一行。サンドクは「この墓は最悪な場所にあるから関わらないほうが良い」と言う。しかし儀式は進み墓は掘り起こされ、祖父の霊とともに最悪の存在が目を覚ましてしまう…。
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ネタバレ考察:埋められていたのは反日?戦国武将の正体は?
てっきり富豪の祖父が生前かなり悪いことをしていて霊になって悪さをしていたかと思いきや…『サバハ』のチャン・ジェヒョン監督のこと、そんな単純な話ではない。
富豪の祖父の棺のさらに下になんと日本の戦国武将が埋められていた!という奇抜な設定。そこから巫堂や風水師が韓国の未来のために日本の過去の亡霊と戦うやや反日のお話だった。
次のページでは墓に埋められていた戦国武将の正体、蛇やキツネの意味、祖父の霊の行動原理について徹底考察&解説していく↓↓