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映画『終わらない週末』ネタバレ解説、鹿やラストシーンの意味!オバマの夢?
Netflix映画『終わらない週末』。ジュリア・ロバーツ、イーサン・ホーク、マハーシャラ・アリら実力派が出演し、アメリカの別荘地でとある家族が世界の終焉に直面する終末映画。オバマ元大統領夫妻の会社が製作!
情報なき終末で、人間の脆さを描く
何も情報がない中で異常な出来事が多数起こり、世界が終わろうとしていくとき、人間性はどう変化していくのか?
そんな深いテーマを含んだ人間の根幹を問う意欲作で、個人的にはかなり楽しめた。
※以下、ネタバレありなので注意
タンカーがビーチへ突っ込む、何度も登場する鹿、テスラ自動車の暴走、息子の抜けた歯、娘のドラマ『フレンズ』への強迫観念など、シュールでぶっ飛んだ展開が見どころ。
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ラストの意味を考察:オバマの思惑
結末はハッキリと説明できるものではなく、アメリカや世界がどんな状態なのか答えは示されなかった。日本でも海外でも賛否両論の最後だ。
(明確なストーリーやオチを求める人には不向きな作品だろう。)
バラク・オバマ元大統領がプロデューサーに名を連ねている。もしかすると本作には絶大な重圧を抱える大統領時代に見た夢を反映させているのかも…。もしくは大統領の日常の混乱を表現しているのか?
そんなふうに考えると少し納得できる面もある。アメリカの大統領は本作の登場人物のように情報が不確かな中で決断を下さなければならないことが多いはずだからだ(紛争への介入など)。
映画本編の具体的な解釈、鹿やラストのフレンズの意味など、より詳しい考察や解説は次のページで↓