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モチベーションを持続させる「成長ゴール」

皆さん目標はありますか?

目標を立てるときはどんなことを意識しながら立てているでしょうか?

例えば、今の自分の能力を考えながら必ず達成できるように目標を立てる人もいれば、いつも大きめの目標を立ててしまい、基本的に目標はクリアできないという方もいるでしょう。

今回は、より目標達成確率をあげたいという方に向けて、目標の達成度が高まるだけではなく、モチベーションや充実感まで高めてくれる目標設定のやり方……「成長ゴール」についてお話していきたいと思います。

成長ゴールと証明ゴール

参考文献では、目標を2つのタイプに分類しています。

「成長ゴール」「証明ゴール」です。

証明ゴールとは、「自分にはそれをする能力がある」といったことを「証明」する目標の事です。

例えば、テストで良い点をとるとか、年収1000万円になるとか。

一方成長ゴールとは、「能力を伸ばして今までできなかったことをできるようにする」という目標です。

例えば、テストで良い点をとれるようになるとか、年収1000万円稼げるようなビジネススキルを得るとか……。

一見同じような目標に見えるかもしれませんが、大きな違いは「目標の焦点」にあります。

名前の通り、証明ゴールは「証明」することが目的なので、達成できなければすべて失敗になります。

一方成長ゴールは「成長」が目標なので、たった一歩でも最終的なゴールに近づけば、それはある意味目標達成なのです。

失敗してもいい

失敗しない成功者などいないわけで、皆何度も失敗をしてやっとのことで成功をつかみ取っています。

その失敗のたびに「今回も証明できなかった……」と落胆していてはモチベーションが続きません。

失敗していることは事実ですが、たった一歩でも成長しているという事実も忘れてはいけません。

証明ゴールを立てるということはこの「失敗」に着目し、成長ゴールを立てるということはこの「一歩の成長」に着目していることになります。

ですので、モチベーションを継続させ、目標を達成したいならば成長ゴールを立てるべきなのです。

今何ができるか→これから何ができるようになりたいか

このように、目標を達成したいならば成長ゴールを作って、失敗を恐れずに成長に着目することが大事です。

ですので、目標を立てるときには「今何ができるか」ではなく、「これから何ができるようになりたいか」を考えることも大事です。

失敗が恐くてついつい今ある能力で達成できる目標を設定してしまいがちですが、これではその能力の「証明」に重きが向いていて、自己成長は二の次になっています。

何度も言いますが、大事なことは成長に着目すること

新しい課題に取り組むことは怖いかもしれませんが、どんな経験だって自分の成長につながるわけですから、失敗は単なる失敗ではないのです。

ですので、何ができるようになりたいかを考え、様々なことに挑戦していきましょう。

もちろん、挑戦をするときにはただがむしゃらにやり続けるのではなく、現実的で具体的なプランを考えることも大事です。

何ができるようになりたいか……のような「何故」はモチベーションを高めてくれますが、実効性を高めるには「何」を考えることが大事です。

そんな「何故」と「何」を使って目標を達成する方法についてお話しているので、達成したい目標があるかたはぜひ。

「何故」と「何」を使いこなして目標を達成するには

参考文献:やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学(ハイディ・グラント・ハルバーソン)

ps
習慣化は本当に大事です。
最初は5分の勉強でしたが、今や仕事後の5時間の勉強も苦ではありません。

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