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多ければいいってもんではない。友達は何人がベスト?

突然ですが友達はいますか?

もしくは職場の同僚や先輩後輩、家族など、大切な人やよく話す人はいらっしゃいますか?

いないという方には残念なお知らせになってしまうかもしれませんが、一般的に人間関係は幸福度に大きく影響を与えます

例えば「私は数学と戯れているのが何よりも幸福なんだ」という良い意味で変態な方であれば、人間関係なんて必要ないかもしれませんが、一般的にはやはり必要なものです。

しかし、どれだけ友人がいればいいのか、多ければ多いほどいいのか、「友達100人できるかな」というほど必要なのかということは、気になる点ではありますよね。

そこで今回は、人間関係を維持できる人数や、そこからわかる人脈術について、参考文献からご紹介していきたいと思います。

ダンパー数

まずは、そもそも人間はどれだけの人と人間関係を維持できるのか……というところから入っていきたいと思います。

これについては、脳の機能などから理論的に考えられていて、「150人」であると言われています。

この150という数字、ダンパーさんが見つけたので「ダンパー数」という名前がついています。そのままですね。

何故150人なのかということについてですが、昔はもちろんインターネットなどなく、基本的には人間は小さい群れを成して生活をしていました。

ですので、そんなに多くの人間と関係を維持する必要がなかったわけで、急激に多くの人と人間関係を築くことになった現代のスタイルに脳が追い付いていないわけですね。

ちなみにこの150人の中には、例えば数年に一回しか顔を合わせないような親戚や友人なんかも含まれます。

そう考えると、結構少ないなぁ……という印象でしょうか?

Lineの友達が300人とか、Facebookの友達が1000人とかいる人もいますが、おそらくほどんどの人と連絡をとっていないでしょうし、脳の機能的に全員と関係を続けていくことは基本的に不可能なのです。

強い人間関係

ダンパー数が150人であるということは、密で頻繁に連絡を取るような人間関係はもっと少ないことでしょう。

多くても30人~50人くらいといったところでしょうか。

ですので、「人間の脳の限界的に」これ以上の人数との人間関係にあまりメリットはないわけです。

ですがもしかしたら「人脈って大切だっていうし、仕事関係で強いつながりがある人も含めるとこの人数だけでは心細い気が……」と不安に思った方もいるでしょう。

しかし、強い人間関係があるのはなにも自分だけではありません。友達にだって友達はいるのです。

その友達の友達まで含めると「30×30~50×50」→「900~2500」という人数になります。これだけあれば人脈としては十分でしょうし、何より「大切な友人の大切な友人」ですから、Facebookで登録している名前さえ覚えてないような友人よりよっぽど信頼できることでしょう。

人間関係リストを作ろう

ということで、強い人間関係をもてばそれで十分で、その人数は30人から50人くらいということでした。

実際には30人やそれを下回っていても十分だと思います。人間関係は少数精鋭の方がいいわけです。

そこで、参考文献でおすすめしていたのは、「頻繁に連絡する人リスト」を作るということでした。

そのリストはいつでも見れるようにして、何か困ったときや相談したいとき、ただただ楽しみたいときなど、場合によってすぐに連絡をとれるようにしておきます。

そうすることで、何か人間関係におけるイベントが起きたときに、そのリストとイベントを比較することができます。

例えば飲み会に誘われたとき、「きっと仕事の愚痴とか聞かされるんだろうな……それならあの友達と話している方が楽しいな」と考えたり。

また、「こんなIT業界の人がくるイベントの誘いがあったけど、今はIT業界に強い友人がいるから参加しなくていいかな」と考えたり。

人と会うのは時間もエネルギーも使いますし、それで疲弊している人もたくさんいるでしょう。このリストはそんな無駄な人間関係を切り捨てるための道具になります。

友達は多ければいいというわけではありません。大事なのは量より質です。

リストにいる大切な人たちとの時間や自分の時間を大切にするためにも、無駄な人間関係はなくしていく。増やすのではなく、削っていくのが本当の人脈術なのです。

参考文献:人間関係をリセットして自由になる心理学(メンタリストDaiGo)

ps
最近はリストにのせる大切な友達探しのために、色々な人と会ったりしています。

どちからというと少数の見知った人と楽しむ方が好きなのですが、たまにはそうやって増やしていかないと凝り固まってしまいますからね。

ちなみにそのときにはこちらの投稿に書いた内容に気をつけています。

悪い印象を与えてしまう自己表現上のミス4選

第一印象が大事…効果的な自己紹介の方法

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