メンタルマップ

読書は準備が大事!モチベーションと効率があがる「メンタルマップ」

いつのまにか読まなくなってしまった途中の本ってありませんか?

普段本を読まない人だとなおのこと最後まで読み切るのは大変なものです。

それに、とりあえず読んだけど内容が全然頭に入っていない……なんて経験をした人も多いのではないでしょうか?

今回はそんな読書の悩みを解決に近づけてくれる方法を以下の本より一つご紹介します。

メンタルマップ

今回ご紹介する、読書をスムーズに行う方法は、「メンタルマップ」というものです。

メンタルマップはその本を読む目的などを明確にして、視覚化したもののことです

例えば、何をやらされているのかわからないような仕事では、あまりモチベーションがわかないですよね?

読書ももちろん同じで、自分がなんのためにその本を読んでいるかをいつでも思い出せるようにしておくことで、読むモチベーションを維持することができるのです。

具体的には以下の3つの質問について考えます。

なぜ、この本を読もうと思ったのか
この本から何を得たいのか
読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか

この3つの質問の答えを箇条書きにして、本を読むときにいつでも見えるようにしておきます。例えば

書いたメモを本の間にはさむ
スマホにメモをしておく
などとすれば、いつでも見ることができるでしょう。

このようにして、最初の「読みたい!」と思った気持ちをいつでも思い出せるようにするのがメンタルマップです。

メンタルマップはモチベーションを上げるだけではない

目的をもって読書をすることは、モチベーションアップだけではなく、読書効率を上げてくれる効果もあります。

もちろんそれはモチベーションがあがったから効率が上がった……という意味ではありません。

例えば、一度やってみて頂きたいのですが、「今日は赤いものだけに注目しよう」と決めて家を出ると、いつもと違うように色々なものが目に入ると思います。

こんなところにポストなんてあったっけ? とか、ここのお店おいしそう! など色々な発見があることでしょう。

どうしてこんなことが起こるのかというと、普段はたくさんのものが目に入っていて、すべてを処理しきれないので、必要な情報以外を脳がシャットアウトしているからです。

それが「赤は注目する」というスイッチを入れることで、赤いものをシャットアウトしなくなった、というわけです。

この現象には「カラーバス効果」という名前がついているのですが、読書にも同じことがいえます。

もし目的を持っていたら、その目的にそう内容がより頭に入ってくるようになるでしょう。

そういう意味でも、本を読む目的などをメンタルマップに書き込み、そしていつでも見れる状態にしておくのがいいのです。

読書のすすめ

ということで、今回は読書をスムーズに行うための準備、「メンタルマップ」のご紹介でした。

今では動画で多くの事を学ぶことができますが、やはりしっかり精査されまとめられた本にはまたそれ特有の価値があります。

もし「最近本読んでないなぁ」という方がいたら、ぜひ今年を「読書の年」にしていただけたらうれしいなぁなんて思っていたりします。

でも、どんなものを読んだらいいかわからない……というかたは、まず読書のしかたから学ぶのもありだと思うので、今回参考にした本をおすすめしておきます。

また、去年100冊以上読んだ中で特におもしろかった本などをまとめているので、こちらもぜひ参考にしていただけたらなと思います。

【今年の9選】100冊から選んだ本当におすすめしたい良書

参考書籍

ps

目的は勉強用の本だけではなく、小説なんかでも効果があると思います。

もちろん、読書に限らず、普段から何かを意識することは大切です。

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