大学受験の戦略論2
今回から「偏差値50の都立高校生が明治の政経に行く」という目標で考えていくことにしました。さて、2回目は、戦略の第一段階の「診断」を見ていきましょう。診断とは、自分の内面の診断と、外面(=環境)の診断に分かれます。
内面の診断① 性格診断
内面の診断とは、自分の性格や価値観を知ることです。自己分析とも呼ばれます。個人的には自己分析という言い方は好きではないのですが、、、(笑)。とはいえ、自己分析したところでそこで自分の向いている企業がわかったり、大学がわかったりするということはありません。
あくまで、性格というのは自分の特徴(身長や声の高さ、視力)みたいなもので、それで自分のやり方が一通りに決まるとは考えづらいのです。
例えば、飽きやすい性格な人だとしたらそもそも習慣に組み込んで仕舞えば良いし、だらしない人ならあえて自分が勉強内容を発表するという機会を無理やり作るのは効果的です。
要するに
要するに性格がなんであれ、努力を続けられるような環境と習慣をつくるということが非常に重要になっていきます。
内面の診断② 学力診断
そして、性格診断の次が学力診断です。ただ、学力診断は学校や模試でイヤというほどやっているため、あまり深くは立ち入りません。しかし、注意しなければならないことは、自分の志望校にあった問題で診断ができているかということです。
あくまで学校のテストや模試は体力の総合調査みたいなもので、実際に自分の競技に必要な能力はその一部でしかありません。模試にもたくさんの種類の問題が出ますが、実際解けるようになるべきは大学の過去問の類題です。
よく勘違いされがちなのですが、過去問を高3の直前期まで買わない人がいます。もってのほかです。メルカリで安いもので良いので志望校を決めた瞬間に買ってください。その問題と同じレベル帯の問題が解けるようになるかが勝負の決め手ですから。
次回は、外部診断について解説していきます。案外これが雑になりがちです。
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