新幹線

新幹線での移動機会も増えてきました。東京駅や新大阪駅の人混みはかなりのもので、これだけみると既に正常な環境に戻った様に見えます。

さて、新幹線に乗ると窓外は飛ぶように流れる景色。そして、大勢の人が当たり前に乗っています。
駅では乗り間違えてしまいそうなほど、数分おきに発着が繰り返されています。

時速200kmを超える乗り物が、数分おきに、同じレールの上を走り続けている。

改めて考えるとすごい。

速さよりも制御、コントロール技術の凄さに驚きます。衝突事故が起こらないのはもちろん、時刻表を正確にトレースした運行は驚異。

まずは工業としての技術があるのでしょう。設計と製造両方に。そして出来上がった製品である新幹線、その高度な機械を運行する人間の技術。密に作られたマニュアルとそれを正確に取り扱う人間。これらが揃って、初めて成り立つ。

当たり前のものがなぜ当たり前の様に存在している。人間は本当にすごい。