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40代デザイナーがスタートアップに転職して3ヶ月経ちました

■このnoteについて

はじめまして。
約3ヶ月前。FinatextにUIデザイナーとして入社しました、佐々木と申します。

入社して早3ヶ月。(そのわずか3ヶ月の間に、会社の上場というビッグイベントもありました。)

オンボーディング施策の一環として、これまでの自分のキャリアや入社経緯などを社内限定で書いたところ、広報の方から「社外にも公開したら、同じように40代でスタートアップへの転職を検討されている方の参考になるのでは」とアドバイスいただき、noteでも書いてみることにしました。

入社前に思っていたことや入社に至る経緯。入社後の心境の変化などを書かせていただいたので、「40代の転職ってどんな感じ?金融系ってどんな感じなの?」と興味がある方がいましたら、ひとつの参考例として、ご一読いただければ幸いです。


■年齢は中年ど真ん中。

転職サイトの広告にはミドルクラス転職、ハイクラス転職なんて言葉が飛び交っていますが、40代半ばでそんな転職ができる人は一握りの優秀な方々。

平凡な中年デザイナーの私も当然、転職するなんてことは考えてもいませんでした。

前職の会社には約8年間在籍しており、日々のお仕事をこなす毎日。
20数年前からwebデザイナーになり、10年程前からはすっかりゲームのUIデザイナーに。

ゲームのデザイナーをやりたくてやっていたわけではないですが、需要と供給があってこそのお仕事。
求められたものをアウトプットしていくのがお仕事。

気がつけば40代半ばになり、ゲーム以外のお仕事はもう出来ないであろう年齢になってしまいました。

前職では年齢も高く、歴も長く、周りの方も多少気を使うような、かなりぬるま湯状態で働いていると自覚している環境。
働きやすいけど、このままでいいのかな。とずっと感じながら日々を過ごしていたことも事実でした。

ただ、ゲーム以外の仕事を求めようと転職活動をガッツリやるような年齢でもないし、普通の40代にとって転職はとてもハードルが高いといものということは重々認識していました。
ゲーム以外の仕事をしたいけれど、ここ10年ゲームしかやっていない中年は書類選考で落とされるのが当たり前。
転職は考えないようにしていましたし、自分を含め色々なことを諦めていたのかもしれません。

そんなある日「うちに転職しません?」
という連絡が、知人から届きました。
前職でデザイナーとして一緒に働いていた知人からです。


以前にも、そういったお誘いはありましたが、ゲーム系の会社ということでお断りしていました。
しかし、知人の会社はゲーム系ではないとのこと。
ただ、いざゲーム以外の未経験の業界へ転職となると・・・
流れの早いこの業界で、知識も何もかも古い状態の私にとっては、心理的ハードルはとても高いものがありました。


■Finatextを初めて知りました

一旦考えさせてくださいと返信し、誘われた会社を調べてみると。

Finatext。全く聞いたことないな。何の会社なんだろう。。
東大出身者が集まって立ち上げたベンチャー企業。。怖いんですけど。。
Fintech……なんですかそれは?聞いたこともないし、声かける人、私で合ってますか?というのが率直な感想でした。

会社を調べた直後はとにかく全く知らない世界なので、「怖い!」という印象しかなかったです。

ただ少しずつ冷静になるにつれ、知人もいるし折角のチャンス。興味が無いわけではない。
ひとまずカジュアル面談を受けさせていただこうと少し前向きになれた気がしました。

カジュアル面談をさせていただくことになったのですが、その際に、人事にも前職出身の方がいらっしゃるとのこと!
知ってる顔が二人もいるのはとてもありがたい!

面談では、昔の話やFinatextの話などをさせていただき、懐かしさや転職したらどうなるのかなといったリアルな期待や不安、ちょっとした安心感が少しずつ湧いてきた感じです。

その後、UIデザイナーの方と面談をさせていただき、採用フローへ。
採用面接でFinatext ホールディングスCEOの林さん、FinatextのCEO木下さん、ディレクターの榎本さんと面接させていただきました。

面接でお話しした印象は、面接なのにこんなカジュアルな感じで大丈夫なのか?という印象です。

仕事の話以外にも、子供のことや雑談みたいな話も多く、採用面接というお硬い雰囲気はほぼなかったです。
年齢については全然気にされている雰囲気はなく、40代はこれからでしょ!という感じでした。

金融業界の個人的な勝手なイメージは、もっとお硬い感じで、面接も難しい専門用語を並べられて???で終わるのかな?と思っていたのですが、良い意味で裏切られた印象です。

とても優秀な方々ですし、こちらに合わせてお話していただけたのかと思いますが、会話をしていてとても楽しかったです。
一緒に仕事してみたいと思える方々でした。


■入社を決めました

そんな面接ではあったのですが、入社を決めた一番の決め手は、子育てに対して理解のある会社というところです。

もちろん新しいチャレンジができることや、成長している会社で刺激を受けながら仕事ができること、その他諸々あるのですが、まだ子供が小さく、子育てで発生する様々なトラブルに、多少なりとも理解いただける会社でないと転職は無理だろうとは思っていたので、そこが一番有り難かったです。

年齢は若くても、子育てのことで転職できないという方は多いかと思います。
その点、Finatextは子育て中の方への福利厚生も充実していますし、幼い子供がいる方も多く、理解・共感してもらえる環境がとてもありがたいです。
転職したいけど子供のことがあって転職出来ないなぁと思っている方は、ぜひ一度Finatextを考えてみてください!


■入社3ヶ月が経過した今

入社後1ヶ月は、正直わけがわからなかったです(笑)

会社が変わると、それぞれ文化ってあるものだなぁと感じます。
業界用語といいますか、見慣れない言葉が飛び交っていますし、周りがみんな天才に見えます(笑)

求められること、作り方や進め方も今までとは全然違います。
デザイナーが会社の中でどういった役割なのか、そのデザイナーをどうまとめて行けばよいのか。頭の中が?で一杯でした。


ただ、1ヶ月を過ぎた頃からは徐々に冷静になってきました。

今までの経験が役に立たないということは全くないです。
今までのノウハウや経験もそのまま使えるところは多々あります。

わからないことは積極的に教えてくれますし、金融の知識がなくても色々とフォローしてくれる仲間たちです。

今では自分の役割や仕事内容も徐々に見えてきて、一緒に仕事をする人も少しずつ広がってきています。
やはり前職のゲーム業界よりはお硬い雰囲気はありますが、個々人は個性的で人間味のある方が多く、年配の方も意外といて、私としてはホッとしているところです。


■転職してみての感想

40代になると優秀な方は別ですが、紹介でなければ希望通りの転職はなかなか難しいのは事実だと思います。
今回は知人の紹介というきっかけがあって、転職できました。知人には感謝しています。

この年齢で転職してみて、若い頃の転職とは結構違うなとは思っています。
求められる内容も違ってきますし、周りの目もハードルが高くなっていると思います。
また1から信用を作っていく作業もなかなか大変です。

ただそれ以上に、この歳になっても色々新しいことに触れられる環境というのはとても刺激的でありがたいです。
色々と覚えないといけないことや、考えることが多く、まだ慣れていないところだらけですが、新しいことにチャレンジできるのはやっぱ楽しいですね。

同年代で転職したいけどと思っている方も多いかと思います。
なかなかチャレンジしたり、新しい環境に慣れていくのは大変な年齢かと思いますが、まだまだ老け込む歳でもないです!
頑張っていきましょう!

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ということで、Finatextは仲間を大募集中です!
ご興味ある方には経営陣や社員がカジュアルにお話ししますので、お気軽にご連絡ください!

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