@パーソルキャリアの5Daysインターン「デザインスプリント」大会で優勝できたので、やったことを忘備録として公開します🔥

どうもこんにちは!

パーソルキャリアのビジコンっぽいインターン「デザインスプリント」に参加して、学んだことや楽しかったことを忘備録として残しておきます😎

今回のチームは5人+メンターで、僕はリーダーをやりました!!

グループの成果目標である「パーソルキャリアの新たなサービスの種となる」を絶対達成したい!!という気持ちで参加しました🔥

結果は見事5チームの中から優勝✨✨

山あり谷ありでしたがチームメンバーにも恵まれ、最高の結果になりました!!

まず先に、このインターンに参加して学んだことをアウトプットします!!

学んだこと
・リーダーは「決定」するための要素を集めること
・リーダーはコンセンサスを取るだけではダメ
・「今」は何のために与えられているかを考えること
・ペルソナに憑依すること
・目標や課題を忘れないこと
・否定ではなく代案を出すこと
・空中戦にならないようにメモること
・お互い称え合うこと

割と当たり前じゃん!

と思うかもしれませんが、身を持って体験できて5日間でした。。。

余談ですが、この前のCyberAgentのインターン(クエリチューニング)はQiitaにまとめたのでよかったらぜひご覧ください!
(文字化けしてるけどフツーにみれます、、、多分Noteの不具合、、、Note頑張れ、、、!!笑)

それではいきましょう🔥

事前にインターンに参加する前に準備したこと

・デザインスプリントを事前理解
・足りないポイントを補う

デザインスプリント事前理解

ここは事前理解なので、デザインスプリントをなんとなく知ってる人は飛ばしちゃってOKです⭕️

デザインスプリントとは??

デザイン上の問題を解決するために、5日間という短い期間で高速にプロトタイピングと検証を行う方法論(フレームワーク)のこと。

Google Venturesが、投資先で実践しているこのフレームワークを公開して国内のスタートアップ、デザイナー界隈でも話題になるほど(らしいです)

要するに5日間で「仮説→プロトタイプ→ヒアリング」するってこと!!

デザインスプリント ≒ 超爆速PDCAまじすげえ😮

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ちなみにデザインスプリントはデザイン思考を体系的に実行する方法の1つなので、デザイン思考のフレームワークです!🔥

Day1前日のインプット

まず、Day1のゴールを確認します!

Day1のゴール(=解決すべき課題を定義し分析する)
・ユーザーインタビュー
・データ分析
・競合調査
・課題定義

このうち、テーマが「はたらく」を自分のものにしている状態を定義し、学生に向けた新たなサービスを想像せよだったんです。

ってことはありがたいことに既に課題定義が決まってて「はたらくを自分のものにできていない状態」ってことに気付きました。笑

Day1のゴール(=解決すべき課題を定義し分析する)
・ユーザーインタビュー←できない
・データ分析
・競合調査
・課題定義=「はたらくを自分のものにできていない状態」

じゃあ、後は個人で事前に準備できるのは「データ分析」と「競合調査」だけだなー、と思ってたら実はそれも事前共有されてました。笑(以下抜粋)

データ分析・競合調査
↓↓↓
・若者のうち現在の職場に「満足」している割合は47.4%、諸外国と比べて日本は最も低いこと
・若者が「仕事を選ぶ際に重視すること」TOP3は、「収入・仕事内容・労働時間」
・日本人が抱く主観的幸福感には、所得や学歴より「選択の自由」が強い影響を与えている
・多くの学生が働くことを「楽しみたい」と考えているが、入社後の実態に大きいなギャップがある

Day1に参加してみて

デザインスプリントは「ブレスト→グルーピング→必要があれば絞り込み」という進行で、付箋とシールを使うスタイルです!

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上図のファーストステップの「長期目標」は「なりたい姿と実際に働く人から具体的なキャリアが想像 ・選択できる」に決まりました。

下図のように課題の洗い出しや、切り口を深ぼってから決めます。

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次にスプリントクエスチョンです。

スプリントクエスチョンでは長期目標を達成する上で障害となる部分はどこかを考えます。

今回は赤いシールに決まりました!!
・未来の変化に対して対応できうるのか
・想像・選択したことが実現できるか
・選択肢ってどのくらいの単位であるか(どのような選択肢を提供すればいいか)

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スプリントクエスチョンのポイント
・〇〇ではないか?などの疑問形にすること
・悲観的に考えること
・解決案はまだ考えなくていいこと

次にペルソナを考えます!

長期目標を考える中で解決案が広くなりすぎないようにします!

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最後にマップと重要な瞬間を決めます!

ユーザーが持っている解決しなくてはならないこと。これを決めます。

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ここまででDay1終了です!!

所感として特に大変だったのが「スプリントクエスチョン」です。

スプリントクエスチョンでは長期目標を達成する上で障害となる部分はどこかを考えます。

自分が努めたリーダーはいわば最終決定者ですので、「長期目標を達成するための重要課題はこれでいいか?」を決めるのがとっても難しかったです。

また、終わってからいうのであれば、ペルソナはどっかにいそうな人ではなく自分たちの誰かでもよかったかなと思います笑

Day2事前インプット

Day2ではアイディア出しを主にやるので、今回のサービスに関連そうなサービスの特徴をまとめておきました!!🔥

ホームズ
・リアルタイムで絞った検索結果が見えるのでワクワクする
・横に検索条件、見やすい詳細
・物件が少ないと思ったら!?みたいな感じでレコメンド検索機能がある

スキル別ロードマップ
・一人前ってどのくらいかわからない
・スキル別でロードマップが引かれている
・学習方法が記載されている

Menta
・カテゴリで検索可能
・メンターとのマッチ数とかが見れる
・教材ごとに自分のなりたい姿をイメージできる

Day2に参加してみて

Day1のおさらいからスタート!!ここでみんなをDay1の脳に戻します!

Day2の最初のワークである、「ライトニングデモ」では、決定した重要な瞬間をすでに実現しているサービスを共有します!

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こちらの赤枠の部分が重要な瞬間です!

赤枠の部分を実現しているサービスを参考にするので、事前に準備したサービスがここで役に立ちます笑

付箋に思ったことをコメントしておくと、アイディアだしに役立つのでオススメです!

次のステップのスケッチでは、重要な瞬間を3コマ漫画で伝えるスケッチをします。以下の4番がスケッチでの成果物です。スケッチは個人で行います。

スケッチのステップ
1. メモ(今までの振り返りをしつつ、重要なポイントをメモる)
2. アイディア(メモを元にアイディアを書きまくる)
3. クレイジー8(アイディアを元にソリューションを8個作る)
4. ソリューションスケッチ(最も良いソリューションをスケッチする)

ソリューションスケッチをした内容がこちらです!!

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各自で考えたソリューションスケッチの中で投票をしてサービスの核を決めます。この時は全体でも、ソリューションスケッチの一部でもいいです!!ちなみにこの工程が「くっつく決定」です!

ここはめちゃめちゃ難しくて、議論しましたが決定者の僕が決めました!!

そして最後に「ストーリーボード」を決めます!

ストーリーボードは各ページでペルソナがどういった行動をするのかを可視化するものです。

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この時に、このサービスが提供できる「価値」と、その価値があることを「検証」できることが重要です!!

これでDay2が終了です🔥

Day2のよかった点
・ペルソナに憑依していた
・長期目標やスプリントクエスチョンを意識しながら進めることができた
・現状の認識がずれていないことを確認しながら進められた
・否定ではなく、代案で進めることができた

Day2での改善点
・話が空中戦になることが多い
・話を深く掘りすぎる
・課題点と議論点がずれること

Day3の事前準備

すいません、前日鬼体調崩して準備できずです><

Day3に参加してみて

まずは毎回の恒例である、Day2までの振り返りをします!

午前中でDay2の途中だったストーリーボードを仕上げていきます!

そして次に「アーティスト」という工程に入ります。

アーティストでは作成したストーリーボードを元にシーンを作成していきます。

アーティストのポイント
・いきなり各自で描き始める前に、共通要素や使えるものを確認する
・デバイスは、PCかスマートフォンのどちらか?
・機能を無理せずに追加する必要はない
・見出しや重要フレーズは書くが「言い回し」は練らない(後でやる)
・「最低限の情報」を記載すること。
・プロトタイプ作成時に「ここはどうなる?」といった疑問が出ない程度に

story別で各自作成!

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次にようやく「プロトタイプ」の作成に入ります。

プロトタイプ作成で一番最初にやるべきことは「役割分担」です

プロトタイプ役割一覧
・メイカー2人:keynoteでリアルなプロトタイプを作成
・スティッチャー1人:プロトタイプを作りつつ繋ぎ込みや流れを確認
・ライター1人:各画面をリアルにする文言を考える
・インタビュアー1人:プロトタイプのインタビュー検証における質問の設計や作成

Day3はアーティストをプロトタイプに少し形にしたところで終了しました🔥

Day3ではデザインスプリントの肝である「ストーリーボード」や「アーティスト」を行いました。ここでは、かなりの白熱した議論が行われて非常に楽しかったです。ただ、総じて言えたのが、全てユーザー視点にできていたことはよかったと思います。が、話の趣旨がズレたりするのは問題でしたね、、、

Day4に参加してみて

Day4はいきなりプロトタイプ作成から入ります。しかも10時から14時までぶっ通しです笑

僕の役割はライターでしたが、適任だったと思います!リーダーがライターをやれば後から細かい文言は変えることもあまりないからです!🔥

ライターとしてやったこと
・とにかく素材集め
・ペルソナに憑依して文言のチェック
・メイカー(作る人)に文言を渡す

とにかくこれに集中しました。本来は「コレクター」という素材を集めてくる役割もあるらしいのですが、今回はなかったので、コレクターとライターを兼任していた感じでした🔥

あ、そう言えばプロトタイプはKeyNoteというMacのパワポみたいなアプリを使って作成しました!

スクショとかパーツを組み合わせて画面を作っていきます!

ちなみにこの辺の文言を考えるのがライターの役割です!
結構大変そうでしょう?笑

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スティッチャーとメイカーはうまーく連携してデザインとかをいい感じに作ってくれます

スクリーンショット 2020-06-21 23.26.56

この辺で僕も軽く作成を手伝ったりするんですけど、デザイナーの偉大さに気付きます笑

インタビュアーは個人プレイになるので、内容については細かくはわかりませんが、メイカー・スティッチャー・ライターがプロトタイプを作ってる最中に、サービスのコアとなる部分や価値が検証できるようにインタビューを作成してくれます。(たまに戻ってきてインタビュー内容とプロトタイプがズレてない確認したりしてくれます)

そして、14時になり、お昼をもぐもぐしながらみんなで締め切りギリギリの調整をします・・・・

ついに15時!!編集権限が剥奪されて完全にプロトタイプに手を加えられなくなります!

あ、「間違いを見つけてしまった」といってももう遅いですね笑

別の班から何名か選んだインタビュイーに、完成したプロトタイプを使ってインタビュアーに考えてもらった内容のインタビューをします!

これで1日が終了し、デザインスプリント完走!!

初めてのデザインスプリントにしてはかなり良いテンポで進めていたかなと思います!🔥

よかったこと
・個々の役割はもちろんのこと、お互いがフォローしつつ進められた
・ユーザーに憑依できた
・みんな楽しめていた
・目を気にせず堂々を意見を言えて、それを讃えられた

改善点
・サービスの穴を見つけるのが遅かった
・体力不足

Day5に参加してみて

Day5では今回のデザインスプリント作成したプロトタイプや、その背景、インタビューにおける改善点などについてプレゼンをしました!

作業としては、資料を作ることと、発表することだけです!

プロトタイプが審査基準を満たしているかなどをチェックしつつ、重要なポイントをピックアップして資料を作成します。

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そして、作成した資料を発表します!

サービス開発責任者の方々の前で喋るのは緊張しました笑

結果は・・・

見事一位を獲得しました!!🔥

その時のslackの様子です笑

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その後ちゃっかり優勝チームのコメントをさせていただきました😅笑

終わりに

とにかく熱くて色んなことに気づけた5日間でした。

・リーダーとしての振る舞い方
・パーソルキャリアのこと
・デザインスプリントのこと

そして、、、自分自身のこと。

自分はよくコンセンサス(合意)を取るリーダーシップを取っていたのですが、これだけでは足りないと気付きました。

今回のようなメンバーの質が高く課題に対する意見の精度が高ければコンセンサスを取るだけで良いです。

しかし、リーダーの本質は心理的安全性を担保しつつ成果を最大にしていくこと。つまり、コンセンサス(合意や心理的安全性)をとりつつ、最大成果を出すための選択をするということです。

このことに気づけたのは大きな成果でした!

チームメンバーの力がなければ絶対ここまで来れてなかった!!
マジで感謝大好き!!

最後の360度FB
・素直さがすごくて、感想を言ってくれる
・アクティブに話してくれる
・説明がわかりやすく納得のいく決断をリーダーとしてしてくれた
・みんなの意見のバランスを取ってくれた


そして最後に、5日間運営してくれた社員さんには感謝しています。本当に楽しい機会をありがとうございました!!

めちゃめちゃパーソルキャリアのことが好きになりました!

自分が思う、「はたらくを自分のものにしている状態」って極論「納得感」だと思いました。

自分が考えた「理想の自分」から逆算して「今理想になるためにはたらいてるんだ!」って思えたらすごい納得するのかなと思えました。

今回の作ったプロトタイプはそんな僕自身の気持ちがかなりこもっています。そして、それに気づくことができました!

本当にありがとうございました!!!🔥


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