沖本家住宅(洋館) 【多摩のアガる建築#2】

画像1 東京都国分寺市にある沖本家住宅。国立駅から線路沿いに15分ほど歩いた高台にあります。武蔵野の雑木林を思わせる庭の中に渡り廊下で繋がれた洋館と和館があります。多摩には数少ない歴史的住宅建築です。
画像2 沖本家住宅(洋館)の玄関ポーチ。切妻のシンプルなポーチで、山小屋を彷彿とさせます。広島県出身で関西を拠点とした貿易商土井内蔵の別荘として甥の建築家・川崎忍により設計され、1933年に建てられました。1937年に海軍少将であった沖本至に譲渡され、住宅として使用されました。登録有形文化財(2021)
画像3 洋館・和館ともに大きな改修なく現在に至っており、ほぼ建築当初のままの様子を見ることができるそうです。現在は「カフェおきもと」として動態活用され、洋館の応接室や前庭がカフェスペースとして使用されています。2021年にNHK「ふるカフェ系ハルさんの休日」でも紹介されました。
画像4 2023/5/4に訪れた際に頂いたタケノコと牛すじのピザとアイスコーヒーのセット。とても美味しかったです。この後、和館で催されていた作品展示と和館建築を見学することができました。老朽化した渡り廊下の修復を行う沖本家保全プロジェクト(CAMPFIRE)が現在進行中です。
画像5 SONY XPERIA 5Ⅱ ZEISS T* 1,7/5,11

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