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有形固定資産と減価償却をゼロからマスター!第11章〜有形固定資産と減価償却〜

みなさんこんばんは!
こうたです😊

今回は有形固定資産と減価償却を簡単にイメージしやすく書いていきます!
それではよろしくお願いします!😊

簿記3級では「有形固定資産」と「減価償却」という言葉がよく出てきます。ちょっと難しそうに聞こえるけど、実は一度わかればそんなに難しくないんです。今回は、これらの基本を分かりやすく説明していきます!


🌟1. 有形固定資産とは?

まず、有形固定資産とは何かを簡単に説明します。

有形固定資産は会社が長い期間にわたって使うものです。たとえば、次のようなものが当てはまります。

  • 建物:会社のオフィス、店舗や工場の建物

  • 機械:工場で製品を作るための機械

  • 車両:会社が使うトラックや営業車など


車両は販売用ではなく営業等で使うものが対象になります

これらはすぐに壊れるものではなく、何年も使い続けられる物です。
しかし、長く使ううちに価値が少しずつ下がっていきます。


🌟2. 減価償却って何?

次に出てくるのが減価償却です。これはさっきの有形固定資産の価値が、時間とともに少しずつ減っていくことをお金の計算に反映するものです。

例えば、会社がトラックを買ったとします。最初は100万円だったトラックも、5年後には古くなってもう100万円の価値はありません(100万円以下になります)。
この「価値が減っていく」部分を、毎年の経費として計上するのが減価償却です。


時間と共に価値が下がっていくのが減価償却です。

🌟3. 減価償却の計算方法(定額法)

簿記3級の試験では、定額法という減価償却の計算方法がよく出てきます。

定額法では、毎年同じ金額を減価償却として計上します。
計算の仕方は次の通りです。


🌟4. 具体的な例

例えば、会社が10万円の車を買ったとしましょう。その車を5年間使う予定で、5年後の価値は1万円だとします。定額法を使って計算すると、毎年の減価償却費は次のようになります。

この18,000円を毎年経費として計上します。


🌟5. 簿記3級での減価償却の仕訳

簿記3級では、減価償却の計算をした後、それを定額法で仕訳という形で帳簿に記録します。以下のように記録します。

(借方)減価償却費 18,000円/ (貸方)減価償却累計額 18,000円


🌟6.減価償却累計額って何?


減価償却累計額
は、減価償却費を毎年積み重ねた「合計額」のことです。つまり、これまでに資産の価値がどれだけ減ったかをまとめたものです。

🔹例を使って説明

例えば、会社が5年間使う車を購入したとします。購入時の価格は10万円で、毎年18,000円を減価償却するとします。

  • 1年目:18,000円の減価償却 → 減価償却累計額は18,000円

  • 2年目:さらに18,000円の減価償却 → 減価償却累計額は36,000円

  • 3年目:さらに18,000円の減価償却 → 減価償却累計額は54,000円

このように、減価償却累計額は、年々増えていく形で記録されます。

🔹減価償却累計額のポイント

  • 資産の価値がどれだけ減ったかを示す

  • 資産が使われている間、毎年増えていく

  • 資産が使い終わると、その資産の総減価償却額が最終的な累計額になる

最終的に資産の価値がゼロに近づいたとき、減価償却累計額はその資産の購入価格に近くなります。これによって、帳簿上でも資産の価値が適切に反映されます。


🌟まとめ

  • 有形固定資産:会社が長期間使う建物や車などの物

  • 減価償却:有形固定資産が時間とともに価値が減ることを経費に反映する仕組み

  • 定額法:毎年同じ額を減価償却として計算する方法

  • 仕訳:減価償却費を帳簿に記録する作業

  • 減価償却累計額:減価償却費を毎年積み重ねた「合計額」のことです。

このように、簿記3級のポイントを押さえると、問題もスムーズに解けるようになります!しっかり理解して、練習問題で確認してみましょう。

🌟最後まで読んでくださりありがとうございます。

最後読んでくださりありがとうございます。何かご意見やご質問あればコメントにお願いします!
一緒に楽しく学べると幸いです!

今後共何かみなさまのお役に立てればなと思います。
また次回お会いしましょう!👋

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