株式発行と剰余金配当を理解しよう!第12章〜株式の発行・剰余金の配当と処分〜
みなさんこんばんは!
こうたです😊
今回は株式の発行・剰余金の配当と処分を簡単にイメージしやすく書いていきます!
それではよろしくお願いします!😊
初めましての方はこちらも読むと理解度がグッとあがりますのでおすすめです!
🌟1.株式の発行ってどうやって記録するの?
会社が株式を発行してお金を集めたとき、それを帳簿に記録する必要があります。これを仕訳と言います。では、具体的にどんな風に仕訳するのかを見てみましょう。
例:株式を100万円分発行した場合
会社が株式を発行して100万円集めたとき、仕訳は次のようになります。
(借方)現金 1,000,000円 /(貸方)資本金 1,000,000円
現金は会社に入ってきたお金だから「借方」に記録します。
資本金は、会社がもともと持っている元のお金が増えたことになるので「貸方」に記録します。
🌟2.剰余金の配当ってどう仕訳するの?
会社が儲けたお金(剰余金)を株主に配当する場合も、仕訳を使って帳簿に記録します。これも、簿記3級の試験に出るのでしっかり押さえておきましょう。
例:配当金として50万円を株主に支払った場合
配当金を支払うと、会社のお金(現金)が減ります。仕訳は次のようになります。
(借方)剰余金の配当 500,000円/(貸方)現金 500,000円
剰余金の配当は株主への支払いですので、「借方」に記録します。
現金は実際に会社から出ていくお金なので「貸方」に記録します。
🌟3.剰余金の処分の仕訳はどうする?
剰余金を配当だけでなく、将来のために残しておく場合もあります。この処分をどう仕訳するかも重要です。
例:剰余金の一部を利益準備金として積み立てる(10万円)
剰余金の一部を会社の内部で保留する場合、「利益準備金」という形で処理します。
(借方)剰余金 100,000円/(貸方)利益準備金 100,000円
剰余金は、会社の利益から引かれるので「借方」に記録します。
利益準備金は、将来のために積み立てたお金なので「貸方」に記録します。
まとめ:株式と剰余金に関する仕訳
株式発行の仕訳:
借方:現金(集めたお金)
貸方:資本金(会社の資本金が増える)
剰余金の配当の仕訳:
借方:剰余金の配当(株主に渡すお金)
貸方:現金(会社から出ていくお金)
剰余金の処分(利益準備金)の仕訳:
借方:剰余金(利益から引かれるお金)
貸方:利益準備金(将来のために積み立てるお金)
これで、簿記3級で押さえるべき「株式の発行・剰余金の配当と処分」の仕訳とその流れがわかりました。練習問題を解きながら、仕訳の流れをしっかり理解していきましょう!
最後読んでくださりありがとうございます。何かご意見やご質問あればコメントにお願いします!
一緒に楽しく学べると幸いです!
今後共何かみなさまのお役に立てればなと思います。
また次回お会いしましょう!👋