縮毛矯正における軟化、還元、膨潤とは?
こんにちは^ ^ベルです♪
今回の記事は縮毛矯正を施術するにあたって必ず使う
薬剤についての内容になります♪
美容師さんなら一回は聞いた事あると思いますが
軟化、還元、膨潤というワードは縮毛矯正やパーマを
少し理解しておくと楽しくなってきます^ ^
理解といってもなんとなくで個人的にはいいと思うので個人的主観でそういう事なんだと思ってもらえたら
幸いです。
それではいきましょう♪
縮毛矯正における軟化、還元、膨潤とは?
縮毛矯正とは髪に特殊な薬剤を用いて癖を伸ばして真っ直ぐにする技術です。
特殊な薬剤とは還元剤ですね^ ^
よくストレートの1液と皆さん言うかと思います。
還元剤の中にはアルカリ剤と還元剤が入っていて
その作用によって癖の結合を柔らかくして形を変えていきます!
言い方を変えると『アルカリの力で髪の毛のキューティクルを開き還元剤を浸透させ癖の結合を切る』
という事になります♪
、、、すいませんわかりにくいですよね😅
一つずつ紐解いていきます
軟化→アルカリ剤で髪の毛を柔らかくして
キューティクルを開く
還元→髪の毛の癖の結合を切る
膨潤→軟化と還元によって髪の毛が柔らかくなり膨らむ
どれも大事な事なのですが1番大事なのは還元です
還元ができていないと癖は伸びません
膨潤については軟化と還元の2つの作用による結果なので
あまり気にしないでよいです^ ^
ざっくりこんなイメージで薬剤を塗っている感覚で
やっていけばいいと思います。
ここで大事でよく起こりえるパターンが
過軟化未還元という状態
どういう事かと言うと軟化だけが先走ってしまい癖の結合がきれていない状態になります。
『お肉で例えると火が強すぎて表面だけ焦げて中まで火が通ってないイメージです』
アルカリ剤にもパワーがあり髪の毛の太さやダメージ具合などによって調整しなくてはいけません
このパワーが髪の毛より強すぎると軟化するスピードが早くなってしまいます
大事なのは還元で中まで十分に火が通ってないと癖は
伸びません、ただ焦がしてはダメというイメージです^ ^
『お肉の焼き加減でいうレアはだめでミディアム〜ウェルダンあたりを狙っていくイメージ』
薬剤でいくと中軟化良還元が個人的には理想的です^ ^
要は必要以上にアルカリ(軟化)のパワーを強くしすぎないようにして髪の内部を還元していこうって感じですね!
アルカリや還元にも種類や数値がででくるのですが
とりあえずいつも使っている薬剤を少し弱めてその分放置時間を増やすと失敗が減ったりクオリティが上がります^ ^
僕が縮毛矯正をするにあたっていつも考えていることは『弱火でじっくりコトコト煮込む』です♪
薬剤選定やその他の事はまた別の記事で書いていこうと思います^ ^
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