Apple Vision Proを買ったほうが良い人とそうでない人
※1.この記事は一般消費者向けであり、企業向けではありません。
※2.言及は全て個人の意見となります。
Apple Vision Proがとうとう日本でも発売されましたね。
価格は一番安くて59万9,800円。
「〇〇日間無条件返金保証」などはないので、「試してみよう」という感覚で注文はできないですね。
かと言って発売初期なので、情報を検索してもapple公式サイト以外の情報が少ない。だから「実際どうなのか」「使ってみた感想」などの現実的なレビューがない。
そこで今回は、実際に買った私が、Apple Vision Proを使い倒して分かった
Apple Vision Proを
買ったほうが良い人
買わないほうがいい人
を解説します。
Vision Proを買ったほうがいい人
以下の条件全てに当てはまる人は、買ったほうが良いです。
24回分割払いのローン審査が通る人
スマホやPCがApple製品の人
メガネをかけていない人(コンタクトはOK)
最新テクノロジーに敏感な人
次のビデオオンデマンドどれかに契約している人(24年7月30日時点)
Amazon prime Video
Disney +
U -NEXT
なぜ買ったほうがいいのか
上記に当てはまる人は「買ったほうがいい人」だと思います。
それぞれ詳しく解説します。
■24回分割払いのローン審査が通る人
(※一栝払いができる人は例外)
上記のローンは、Apple製品お馴染みの「orico」「paidy」が提供する金利0%ローンのことです。
理由
現状VisionProは「最新テクノロジーすげぇ」と感じるだけで実用的ではないので、ローン通るくらいの余裕がないとただのお荷物になってしまう可能性が高いため。
ただApple製品は購入から14日間の返金保証があるので、ひとまず買ってみて判断するでも良いかも知れません。
■スマホやPCがApple製品の人
理由
現状Vision Proの使用用途としては、以下の2パターンしかないように考えています。
単純な娯楽
PCと連携してモニターとして使用
単純な娯楽のためだけに購入するなら「Oculus quest3でいいかも」というのが正直な感想です。
しかしiPadなどと同様、他デバイスもApple製品ならVision proの使用用途をフルで見出せると思います。
iPadなどと同様、他Appleデバイスとスムーズな接続ができるためです。
■メガネをかけていない人(コンタクトはOK)
理由
シンプルにメガネを着用した状態では使用できないため。
■最新テクノロジーに敏感な人
理由
技術としては言葉にできないほどすごいため。
Vision Proは、人類の新しい生活をイメージできます。
例として、「環境」という機能があります。
「月面」「雪景色」「夜明けの上空」など、異世界の空間に没入する機能があります。視界のうちどのくらいの範囲を異世界にするかを調整することができ、最大360°、つまり前後上下左右の全方位を異世界の風景にすることができます。「Siri、月に連れて行って」というだけでも環境を変更できます。
■次のビデオオンデマンドどれかに契約している人(24年7月30日時点)
理由
Amazon prime Video、Disney +、U -NEXTのみ「互換性のあるアプリ」としてVidion Pro内でアプリをインストールできるため。
(ネトフリなどはまだ未対応)
ネトフリなどもAirPlayで映し出せるのですが、スムーズではないため少々煩わしさを感じます。
Vision Proを買わないほうがいい人
以下の条件に当てはまる人は、買わないほうがいいと思います。
24回分割払いのローン審査に通らない人(一部例外)
スマホ→Android、PC→Windowsの人
メガネをかけている人、目が悪い人
機能等が安定した商品を好む人
どのビデオオンデマンドにも契約していない人
なぜ買わないほうがいいのか
上記に当てはまる人は「買わないほうがいい人」だと思います。
それぞれ詳しく解説します。
■24回分割払いのローン審査に通らない人(一部例外)
理由
前述とほぼ同じですが、現状あまり実用的ではないためリスクがデカいためです。
ただし経営者、個人事業主などの「所得は高いがローンが通りづらい人」もいると思います。そのような一括で支払える人は、購入ありだと思います。
■スマホ→Android、PC→Windowsの人
理由
接続がスムーズじゃないためです。また、Vision Proは現在、Google系のアプリは未対応です。SafariというAppleの検索エンジンでGoogleを検索してログインすれば使えますが、逆に言うとそこまでしないと使えないのです。
また、Bluetoothに関しては一部接続できないアクセサリもあります。
■メガネをかけている人、目が悪い人
理由
メガネ着用状態でVision Pro着用できないため。
シンプルに疲れるし酔いやすいため。
視力1.5ある私でも、40分くらいつけていると疲れるし、稀に酔います。
■機能等が安定した商品を好む人
理由
正直Vision proは「誰にとっても実用的か」と言われると「NO!」です。
性能はすごく良いです。「環境」は本当に異世界に没入している感覚になります。
しかし「ネトフリをインストールできない」「YouTube見れない」など、まだ未完全な部分がたくさんあるため、機能が安定した商品を好む人はまだ購入しないほうがいいかなと思います。
■どのビデオオンデマンドにも契約していない人
理由
極端に言うと娯楽でしか使えないためです。
そうなると映画を見たりドラマを見たりくらいに用途が絞られます。
「実用的ではない」というのは、「仕事や生活を効率化させるものではない」ということです。つまりエンジニアやよほどの最新テクノロジー好きじゃない限り、娯楽にしか使えないと考えています。
現状のVision Proのリアル
現状のVision ProはスマートウォッチやLOOPのように、「これが無ければ生活に支障出る」という鎮痛剤ではなく、「あったらいいな」くらいのビタミン剤のようなものだと考えています。
スマートウォッチがないと「ランニングしている時どれくらい走ったか、タイムがいくらか分からない」という不都合が生じます。
LOOPがないと「歩いて行くのは遠いけどタクシーで行くほどではないな」という場所に、サクッと早く行けなくなります。
もちろん上記2つも、無くても生活はできます。しかし一度使うと、その人にとっては「手放せないもの」となります。(LOOPは公共のものなので所有できないが)
このようなものを「鎮痛剤のようなアイテム」と言えます。
しかしVision Proは、現状あることで仕事が捗る、料理が上手くできるようになる、掃除がすごくキレイにできるようになる、のようなことはありません。
従って、あれば使うけど無くても困らないものに当てはまってしまいます。だからVision Proは、無くても困らない「ビタミン剤のようなアイテム」と言えます。
ただし企業はVision Proを活用することで営業活動等を促進することができると考えています。
企業向けのVision Pro 活用シーンについては、次の機会に投稿します。
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