ありがとうが増えればいいな
「今週思ったこと」を毎週、合計8本書き終わった頃には26歳になっていた。
平均寿命が今よりずっと短った頃にできた「結婚適齢期」の呪縛は、今年になってより一層勢力をつけていて、また結婚報告の波がやってきた。
Instagramで流れてくる結婚報告画像を、両目から脳に放り込んだら、後頭部から空に放つを繰り返しながら、Spotifyで感染力上昇中の「新型オトナウィルス」を聞いていると、日々の世界が少しだけ違って見え始めた。
先週金曜日に69回目を迎えたこの番組を後追いで聞き始めた僕は、少し前に「コンビニの店員理論」に出逢った。どの回も激しく同意できる内容ばかりなのだが、この回には特に救われた。
2019年の4月1日に入社した現職は、昭和をまとった小さな会社。
トレーニーなら絶対食べない時間帯に晩御飯を食べるのが当たり前ぐらい家に着くのは遅いし、朝は家を出る15分前まで寝てないと体力が尽きて車で寝たくなるぐらい毎日がハードだ。
それでも楽しめるのは何かをつくる。クリエイティブな日々だからだ。
しかし、悪しき昭和、コミュニケーション下手の集まりが起こす影響に良いものはなく、「ありがとう」がどこにも飛びあってなかった。
居心地の悪さを感じた自分ができること。
それは、誰かが何かをしてくれた時に最初に「ありがとうございます」って言う事だった。
ファミレスやコンビニの店員さん、居酒屋を出る時には言えても社内で言えないのはおかしいという単純な考えだった。
社内最年少が発する「ありがとうございます」の10文字に少しの期待を込めてから2年間。
社内で「ありがとう」を聞く機会が増えた。
そして、クライアントからの受注数もコロナが現れる前の時代に少しずつ近づいてきた。
そんな時に樋口さんと古林さんが「ありがとう」の連鎖について田川から全世界に発信していた。
上司が教えてくれたcoten radioから、樋口さんや深井さんのPodcastを聞き漁っていたから出会えた、僕の行動を肯定してくれる「コンビニの店員理論」。
ジャンプの主人公みたいに世界(地球規模)は変えられないかもしれないけど、自分の世界(会社・コミュニティ・チーム)は変えられるという経験ができた。
だから、僕なりの「ありがとう」が広がればいいなプロジェクトを継続する。
そして、樋口さん、古林さん、深井さん、ヤンヤンさんに感化されて今週末からPodcastを始めます。
相方は小中校一緒の同級生。
どっかの誰かの行動に、思考にImpactを与えれたらいいなぁ。
では、また来週ぐらいに更新します。