いじめられる側にも原因がある

おはようございます。
今朝、Yahooで朝倉未来さん
(格闘家、YouTuber)のこんな
記事が載っていました。
実はその前にも動画があったようで
私が観たのは5月31日の
二つ目の動画でした。

記事に「いいね」が500以上
ついていましたが、
「かなしい」が1000を超え、
記事についているコメントは、
殆ど賛否の『否』でした。

いじめの問題を語る時、
いじめられた経験を持つ人と
その家族に対して、
経験のない人との間には
非常に深い溝があると思います。

いじめられた悲しい記憶
悔しい気持ちがよみがえり
感情的にならざるを得ない人も
いるのではないかと思います。

私も出来るだけ感情や記憶を
排除し、動画を観てみました。
それでも結論は
「やっぱり、強者の理論だよね」
という考えは拭えませんでした。

ただ、Yahoo記事では伝わって
来ませんでしたが、
動画を観ると朝倉さんなりの
『エール』
であるということは
私には理解出来ました。

いじめについてのコメントは、
1分45秒くらいからです。

内容を要約しますと、

当然ですが朝倉さんも
いじめられる側が『悪い』
とは言っていません。

むしろ、
「いじめる側が100%悪い」
「(どんな理由も)
いじめて良い理由にはならない」
と言っています。

ただ、確かに
良い悪いではなくて
『原因』になってしまっている
部分はあるように思います。

現実問題として
いじめが存在しているのならば、
「悪いのはあいつらだ」
で終わりにしないで
「強くなって欲しい」
「頑張って欲しい」

…ということが言いたかった
ようなのです。

なので、朝倉さん個人の
「願い」とすれば
責められる内容ではない
のではないかと思います。

ただ、実際
こう言われたら
簡単に強くなれたら
苦労しないよ、と
体験者は言いたくなりますよね。

いじめを受けていた娘のことを
思い出すと、
その日生きているだけで
精一杯という状態でした。
とても勉強や運動や
格闘技を習って強くなれる
そんな余裕はありませんでした。

確かに、朝倉さんのメッセージを
聞いて奮起するお子さんも
いるかもしれません。

ただ、こんなに頑張っているのに
「頑張って欲しい」という
メッセージは
重荷になる子も多いのでは
ないでしょうか。

なかなか難しいですが
「頑張って欲しい」
などの根性論ではなくて、

科学的に
いじめられた子供の
傷を癒し、
支えられるような
カウンセリングや
コーチングのプログラム
があれば
助かる子供は多いのかも
しれないですね。

つたない文章ですが
最後までお読み頂いて
有難うございました。
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