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20時間トランジットのお話@シンガポール

こんにちは、がっきーです!
今回は、留学先のミュンヘンへの旅の途中、シンガポールでのトランジットについて記憶が新しい内に書こうと思います。シンガポールに立ち寄った時におすすめの観光スポットやお店を書いていますので、ぜひ参考にしてみてください!


0. そもそもトランジットって何?

今回利用したシンガポール航空

トランジットとは、航空機の乗り換えを意味します。飛行機をわざわざ乗り換えるなんて、かなり面倒なことだと思いますよね…?

厳密には、トランジットは飛行機を乗り換えず、機内清掃や補給・搭乗員の交替などのために目的地の途中の空港への24時間以内の立ち寄りを意味します。これに対し、24時間を超えるものをストップオーバー、また飛行機を乗り換えてしまうことをトランスファーと呼ぶそうです。

一般的には全てトランジットと呼称されているそうなので、このノートではトランジットと統一しています。

しかし、トランジットにもいくつかメリットがあります。

海外旅行や留学に行く際、目的国までの直行便はかなり高価です。私のようなギリギリの生活をしている民にとって、少しでも航空機代が安くなるトランジットは欠かせません。

トランジットでは空港内のトランジットエリアで過ごすだけではなく、時間があれば出国して観光できる場合もあるので、色々な国を見て回りたい方にもおすすめです!

それでは私のトランジットについてご紹介します!

1. 入国手続き

事前準備

トランジットでシンガポールに入国する際にはビザは不要です。その代わりに、シンガポールに入国するすべての旅行者には、SG Arrival Card (SGAC)と呼ばれる書類の提出が義務づけられています。空港内でも専用のブースで申し込み用紙に記入できますが、Webで簡単に5分ほどで記入・提出できるので、到着前に登録しておくことをおすすめします。
※入国予定日の3日前からのみ申し込み可能

いざ入国!

SGAC記入場所と市民用入国ゲートの様子(旅行者はこの右側、Visitorsへ向かいます)

シンガポールの入国審査ゲートには審査官がおらず、すべて自動ゲートになっています。ここで、パスポートのスキャンと顔認証、指紋認証を順番に済ませた後、入国することができます。ちなみに、顔認証の際にはメガネを外すようにしましょう(側に立っていた女性のセキュリティに注意されました。Hey, Mr! って感じで。)

その後、税関で申告するものがある人とない人で別々のゲートを通り、無事入国できます。

入国時、家から持ってきた解熱剤や風邪薬が該当するのかどうか気になりましたが、1ヶ月程度の少量であれば申告する必要はないようです。量によって異なりますので、心配な方はチャンギ空港のホームページをご覧ください。

2. さて、何をしようか?

無料ツアーは事前予約すべし

無事に入国できたはいいものの、時刻は午前4時。ふと、チャンギ空港が主催する無料ツアーがあることを思い出し、事前に予約しようと向かうがどこにも見当たらず…。

それもそのはず、一度ゲートを出て出国してしまうと無料ツアーに参加することができないの案内員さんに話して教えてもらいました)
また、もし参加したい場合、当日の予約は既に埋まっている可能性が高いので、オンラインで済ませましょう!(シンガポール航空・スクートの場合のみ)

https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/plan-travel/privileges/free-singapore-tour/

とりあえず、ターミナル2にあるパン屋「PARIS BAGUETTE」で朝食を済ませ、少し待機することに。

店員さんが英語で聞いてきた時、かなり緊張して挨拶も覚束なかったです。何しろ初めての海外なもので…。

DASANIという水は日本人好みの味でした

いざ市街地へ

チャンギ空港駅の様子(奥に見えるのがサービスカウンター)

観光地がある市街地に行くためには、MRT(Mass Rapid Transit)と呼ばれる電車に乗る必要があります。

シンガポールの電車移動はカードが主流です。日本のSuicaやIcocaに該当するEZ-Linkを購入することができますが、自動販売機ではクレジットカードのみ対応しており、現金で購入することができません。そのため、使用できるクレジット(Wiseのデビットはなぜか使用できなかった)を持っていなかった私はサービスカウンターで注文しました。

カードはS$10で購入できますが、S$5は発行手数料、残りのS$5がチャージされていました。なお、残高が余った時には払い戻しすることができるようです。

もちろん、改札はEZ-Linkの他に有名なクレジットカードに対応していたので、クレジットカードを持っていれば全く問題ありません。

海外旅行をする際には、必ずクレジットカードを携帯しましょう!

3. さぁ観光だ!

いよいよ待ちに待ったシンガポール観光!

次のフライトは深夜0時だったので、あと12時間ほど遊べました。トランジットのフリー時間によって色々行き先は違うと思いますが、私は以下のような順番で回りました。

9時:Jewel Rain Vortex(チャンギ空港内)

JOWELという複合施設内にあり、無限に流れる水の滝は圧巻です。

Jewel Rain Vortex

10時:マーライオン

マーライオン公園

誰もがお馴染みのマーライオンですね。

11時:マリーナベイサンズ スカイパーク展望デッキ 

オンライン予約だと割引されるのでおすすめです。プールは宿泊者専用。

展望デッキから見た景色

13時:TIAN TIAN HAINANESE CHICKEN RICE

シンガポールのチキンライスで一番有名?。昼間は行列ができていますが、提供が早いのすぐに食べられます。

14時:シンガポール国立博物館

シンガポールの歴史について学べます。特に第二次世界大戦における日本が強く描かれていた印象です。まだ改修中でした。

シンガポール国立博物館の入り口

16時:シンガポール植物園

シンガポール唯一の世界遺産で、敷地がものすごく広いです。日本とは異なる気候で育った植物や生き物に出会えます。

シンガポール植物園の南側の入り口

19時:リバークルーズ(シンガポール)

夕方ごろは混雑すると聞いていたので、念の為Klookで予約し、18時半ごろチケット発券場へ。するとすぐに交換してもらえたので、日の入りを待って列の一番最初に並びました。一番後ろの右側の席に座ったのですが、左右の眺めは本当に最高でした(スマホが落ちないかめっちゃ不安でしたが)!
ショーの時間に行くことはできませんでしたが、それでも満足です。

Klook (クルック) … 海外/国内の旅行・レジャー予約サイト。アクティビティやチケット単位で予約することができる。

予約したチケット:

https://www.klook.com/ja/activity/3846-river-cruise-singapore/?spm=TNA_ActivityList.SearchStart_TopicListing_LIST&clickId=3a6d7d691e

クルーズから見た夜のマリーナ・ベイ・サンズ

20時:Hub & Spoke(チャンギ空港)

さて、今回の旅の一番の問題はここです。6時間のフライトに続けて1日中観光したので、流石にシャワーを浴びて着替えたいと思い、Klookで予約。S$10分の食事とシャワー1回分とタオルがセットで2000円程度でした。

ここのメリットは綺麗なシャワーが1回S$5で利用できることです(安い!)

しかし場所が分かりづらく、ターミナル2から少し遠いです。

いざ来てみるとチケットの発券にも向こうのミスで時間がかかり、また、到着が遅かったせいでご飯のラストオーダーが締め切られてました(そんなんどこにも書いてなかったやん)。Klookはあたりはずれあるので気をつけようと思います。

残ったのはお酒だけ。正直、お酒はめっちゃ弱いのですが、仕方なくS$10ドル分のお酒を頼もうとすると、

最低価格S$19ドル!!

これもまぁ仕方なく、もう席に座っていたのでビールを注文すると、日本人のビールではあり得ない量を渡され、2杯目も無料だから飲み終わったら言ってね!と言われました。

こんなでかい酒、空きっ腹で2杯も飲めるわけないやん。

仕方なく1杯だけゆっくり飲み、最後に「フライトが近いからもう行かなくちゃ」とか言って足早に逃げました。

おかげで飛行機内でよく寝れたんですけどね。

4. まとめ

シンガポールでトランジットする際のまとめです。

1. SG Arrival Card は入国3日前からオンラインで事前申請
2. クレジットカードを必ず携帯する
3. 無料のトランジット者用のツアーは入国ゲートを通る前に申し込む
4. (出来れば夕方の)リバークルーズには必ず乗る
5. シャワーを安く浴びたいならHub & Spokeがおすすめ

全然締まらない感じで終わってしまうのですが、少しでもシンガポール入国時の不安や観光地探しの助けになればなと思います!
それではまた次回!がっきーでした!

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