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「関口宏のもう一度!近現代史」から学ぶ

100年前、第一次大戦終結の背景のひとつとなったスペイン風邪はその後の世界史を大きく変えた! 歴史の流れは人を予測もしない方向に連れて行き、また感染症が世界史にも大きな影響を与えたことを実感。
 歴史好きなのでBS-TBS「関口宏のもう一度!近現代史with保阪正康」@土曜昼をいつも録画視聴。
 ①当初、フランスの敗戦国ドイツに対する苛烈な賠償要求を抑えていたウイルソン米国大統領がパリ講和会議日程中にスペイン風邪に倒れ重篤になったため、膨大な賠償金(年間予算の20倍)が決定。これが第二次大戦までのドイツのナチス台頭につながったという。事実、同年にヒットラーも加わったナチス党も結成。完済には2010年までかかったという。文脈は違うが現在のEU離脱プロセス中の英ジョンソン首相COVID感染など英国とEU分裂・右傾気味の情勢に似る?
 ②国際連盟を提唱したウイルソン大統領の米国は結局、国内で批准できなかった。国際的調停者の役割うすまる。今日の米国の態度による国際情勢悪化も類似。
 ③ベルサイユ条約には日本の山東半島のドイツからの正式委譲など野心的領土拡張に抵抗する孫文の中華民国は反対した。そして孫文と毛沢東の第一次国共合作へ。日中は今は逆の立場?
 次回以降も学び世界観を描く参考にしたい。コメント欄に番組Web示します.今回は特に必見でした!

参考web: 
https://www.bs-tbs.co.jp/culture/sekiguchikinngenndaishi/
https://www.y-history.net/appendix/wh1401-138.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3



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