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Fluke in USA 2024 Day2/56 in LA "メトロバス事件・初OM参加" 2024/5/19

【しばらくは部屋でのんびり】
2日目は宿で目を覚まし後、少しインスタライブ。
そして筋トレなどの運動をする。
昨日の移動疲れもあるし、部屋の移動もあるしでのんびりと過ごした記憶。

朝&昼ごはんとして昨日のモンスターサンドのもう半分を。
宿の飼い犬、ココさん。事故で左前足を失ってます。が、めちゃ元気。

三浦君からおすすめされた19時受付開始のオープンマイクに参加するために移動。
こちらのオープンマイクのルールはわかりかねるものの、参加者が多くて締めきれれちゃう!なんてことも聞くので早めに出発。
(前日Lyft乗りすぎたので、今日はLyft乗らないぞ!!という意識もある。)

宿の近くからメトロバス2本、メトロ電車1本で行けそうなので、そのルートを取ることにして、最寄りのバス停から乗車。今日は方向間違えないぞ!!

【メトロバス事件発生】
最初のバスに乗車した時に事件は起きまして…
LAのメトロバスはどれだけ乗っても1.75ドルというありがたい値段なんですね。
しかし、運賃を払おうとしたのだけどちょうど1.75ドルが手元になかったので、「まぁ、お釣り貰えば良いかー」の考えで運転手さん横の精算機に入れたんですよ。20ドルも。
そしたら、運転手さんがびっくりした顔されてまして。
「お前まさか20ドル入れた?」と。
「この機械、お釣り出ないぞ」と。
どうやら、地元の人はメトロカードというSuicaとかPASMOみたいなのを使うので、現金で払う人がそもそも少ないみたいなんですよね。
だからそもそも、バスの中でお釣りを払うシステムが出来ていないと。

手元には他に5ドル札、10ドル札あったのに…なぜ俺は20ドル札を払ってしまったのか…しかもほんの数駅しか乗らないのに…

円安最中の貧乏旅行にはめちゃくちゃ痛手なのですが、もう悔やんでも仕方ないと…
この後初めてメトロ地下鉄の駅に行くので、そこでメトロカードを買うことを決意。
バスの中でも買えたのかもしれないけど、ちょっとチャレンジできず。

失意を抱えながらバスを乗り継ぎ、ノースハリウッドの駅へ。
意気揚々とメトロカードを買います。クレジット払いで。

メトロカード購入!!

【オープンマイク参加】
North Hollywood駅からEast Hollywood駅までメトロを使い、East Hollywood駅から歩こう!と思っていたところ…

めちゃくちゃ道間違えて、バッテンの方に行ってました。

なんとか徒歩で会場前に到着。すでにサインイン待ちで並んでる人が数人いて、ケース使わずにギター裸で持ってる人とか、並びながらギター抱えて練習してる人とかも居て、なんともナイスな雰囲気の中最後尾に並びます。多分すでに10人行かないぐらい?
いい雰囲気の動画、GoProで撮ってたんですが、PCに移す前にGoProを紛失しているため残念ながら見返せず…

先頭近くに並んでいる恰幅のいいB系ファッションの黒人の方が、常連さんのようで快活にみんなに話しかけていて、どうやらLA拠点のベテラン目のラッパーの方。
お名前はカストロさん。
自身のグッズTを10ドルで販売しているらしく、並んでる人に声かけまくってました。

面白いかな…と思い購入。

【LAで初めてのオープンマイク参加】
19時になり建物のゲートが開きお店の中に!
この日のオープンマイクのお店はこちら。

Third Wheel Comedy

普段はスタンダップコメディのショーやオープンマイクをメインでやっているが、毎週日曜の夜だけ"Encore"というタイトルで音楽のオープンマイクイベントをやっているらしい。

アメリカのオープンマイクは、日本と異なり参加費はかからずドリンク代のみなことが多い。
一体どうやって利益を得ているのか…少し謎ではある。

今日参加のEncoreは早い者勝ちでリストの名前を埋めていき、リストの上から順番に名前を呼ばれて10分以内でパフォーマンスをしていくスタイル。
スタンドで2~30人マックスぐらいのこじんまりしたフロアに椅子とテーブルが置いてあり、ステージにはマイクとマイクスタンド、ケーブルとギターが常備。ギターを借りる人はあまりいなく、皆が自分のギターを繋いで演奏することが多い。

こんな感じのステージ
後でわかったが10分のステージは長め

20時ごろにオープンマイクスタート。司会の人が出てきます。
まずのっけから流石のショービジネスの国というか、全力で盛り上げにきてます。凄い。
「さぁ始まるぜ!Are you ready!!?? まずは俺からやっちゃうぜ!!」
みたいな感じで。国民性的なノリの差なのか、言語から出る差なのかはわからないけど、やっぱり根明感が違うなぁと感じます。

トイレに貼ってあった。コメディ箱だから"Hey Comics"で始まる。1品は少なくとも買え、と。


【出番】
確か出番は7~8ぐらいだったかな…
1時間半ぐらいはするわけだから、結構待ちます。緊張します。

出番前。緊張してます。

準備をする関係上、次の人と次の次の人を司会の人が呼んでくれます。
「さぁ次のパフォーマーは〇〇!その次は△△だから準備しておいて!」みたいな。

緊張していた私は勘違いをし、当然の如く自分の名前が呼ばれた瞬間ステージにキビキビと向かい、本来の出番の人(つまり私の前の出番の人)に、
「Hey brother, you're next. It's my turn.」と優しく諭されました。恥ずかしい。

前の人の出番も終了し、とうとう自分の出番。
何をやろうかなー…やはり英語の曲をやらねば…とか色々と考えていたんですが、
この10分ていう尺がなんとも癖者で、2曲やったら余るし、3曲には少ない。
どうしようか、と思案の結果。

①英語のカバー State of mind / Raul Midon 特殊奏法のギターで惹きつけよう!!

②MCのようなフリースタイルラップのような演奏で、英語で小話。今日あった切ないこと。そりゃもうバスの話しかねぇや。

③オリジナル曲。英語詞なんてないから、日本語で貫く!

というセトリ?に。
まぁ、元々やろうとしてた①と③に、②をネジ混んだような形です。
つまりは、②はほぼぶっつけ本番です。しかも拙い英語で。

【結果】
結論から言うと…めちゃくちゃウケまして。
特にぶっつけ本番の②が。ドッカンドッカンウケまして。手叩いて笑ってる人とかもいるわけです。

実際のステージの映像がこちら。

ウケにウケた②がこちら。

めちゃめちゃ笑ってるのは冒頭のカストロさんの声。

こりゃ行ったな、自分のパフォーマンスが通じるな。
と大いに手応えを感じ、拍手喝采の中ステージを降りました。

【思わぬ収穫】
前半の早めの出番だったので、その後の人たちのパフォーマンスを見たり、持ってきた配る用CDとかも話し込んだ人に渡したりしたんですが、そんな中で思わぬ収穫が。

前方の席に座ってずっと見ていた60~70代ぐらいの男性の方が声をかけてくださり、どうやら話を聞くと参加者ではなく、LA中のオープンマイクを色々見て回っているシンガーソングライター好きの方のよう。お名前はボブさん。
私のパフォーマンスも気に入ってくれたようで、「これからしばらくLAでオープンマイクに参加するなら、おすすめの場所をいくつか教えてあげるよ!!」ってな感じで毎曜日1つずつぐらいのオープンマイクのお店を紹介してくれました。

この方の情報で、LA滞在中の音楽ライフはかなり充実することになります。

実際、翌日以降の参加イベントは決まっておらず、日本で三浦くんから聞いてたお店もどうやらスケジュール合わずでオープンマイクやってない週で…まぁとりあえずぶっつけでどっか飛び込んでみるか!と思ってたところだったので、ボブさんの情報はめちゃくちゃ助かりました。

CDも受け取っていただき、連絡先も交換して、教えていただいたお店に行くことを宣言しました。

教えてもらったお店を急いで調べてるとこ。ここは次の日参加することに。
「日本人なら参加した方がいい!」とおススメしてくれた。

【帰宅】
リストが終わる頃ぐらいまでは見たのですが、日付も回りそうになり、あまり遅くなりすぎるのも怖いので最後の最後までは見ずに退散…
結局夕飯を食べ損ねていたので、カウンターで売ってたスナックで紛らわす。

会場内の演者は段々と少なくなってて、やはりみんな帰ったのかな…
と思ったら、結構外でたむろして飲んで話したりしていました。
ここら辺は日本とそんな変わらないというか、住宅事情的に日本よりたむろしやすそうな感じですね。

バスはまだ走ってはいるようなんだけど、本数少ないから時間かかるし、流石に怖いし…でウーバーで宿へ帰る。
着いて早々の2日で結構使ってて、後が怖い…

13分、27ドルの乗車で宿へ帰着。
でもこのまますぐ寝るわけではなく、このウケた動画を可能な限り早くYouTubeや各種SNSにアップせねば!!と、帰って速攻で編集、字幕付け。
アップロードして3時とか、そんぐらいに2日目の眠りにつきました。

【日本との違い】
参加してみて、日本のオープンマイクと違うなぁと思うところ。
まず参加者が多い。日本だと5人とか多くても10人とかで、演奏時間も1人につき3曲とで、休憩挟んだり2回しして1人が2~3回演奏したり…が多いですが、
LAのオープンマイクは1回につき2~30人、持ち時間1局とかの店では50人ぐらい参加するので大体は一回りで精一杯です。
やっぱり音楽シーンが強いのか、そもそもの音楽人口が多いのか、参加者が多い分盛り上がっている印象はありますね。

人数の部分はどうしようもないと思える反面、司会の人のエンターテイメント性の高さはなかなか凄かった。あそこは日本でも持ち帰って活かせるポイントかな…とも思うので、何か活用してきたいなと思っています。


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