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空想経営:バイキンマンは敏腕経営者?
ごきげんさまです。感護師つぼ(@cango_shi)です。
年末年始、家族と過ごしているときに、小学校1年生の息子が「空想科学読本」を読んでいました。
これがきっかけで、子供たちとアニメのキャラクターのことを真剣に会話をするという年末年始を過ごしました。科学的じゃなく経営的な会話をしていたものはオリジナルで面白いと思ったので、今後ここでまとめていってみようと思います。
今回のテーマは「バイキンマンって、どうやってあんなにたくさんのロボットや乗り物を作っているんだろう?」
彼はほぼ一人で活動している数少ない悪役の一人。ドキンちゃんはどちらかというと足を引っ張ることが多く、財政的な観点から見ても支出を増やしているだけの存在です。 それなのに、バイキンマンは毎回新しいロボットやメカを作り、さらに山奥に立派なお城まで構えています。いったい彼の財力の源泉はどこにあるのでしょうか?
バイキンマンのすごいところ
まず注目すべきは、バイキンマンの「お城」です。 彼の住処は、辺鄙な山奥の山頂に建てられています。水道管や電気も通っていないような場所に、あれほど立派な建築物を作り上げているのは驚異的です。
しかも、山頂のギリギリの場所に建てられており、クレーンを設置するスペースすらないようなエリアです。 普通の建築業者なら「無理です」と断るような場所に、あの規模の建物を建てる技術力。これは並大抵のものではありません。 さらに、バイキンマンは毎回新しいロボットや乗り物を開発しています。これらの製造には、膨大な資金と技術が必要なはずです。にもかかわらず、彼はそれを継続的に行っています。これだけでも、彼の財力と技術力がいかに優れているかがわかります。
バイキンマン城建設費用を試算
あの火山の上に建つバイキンマン城の建設費用を試算してみましょう。
中規模の城(推定延床面積500㎡)
土地の取得費用:火山なのでほぼ無料と仮定、ただしアクセス困難、資材運搬費が高額、電気・水道が通っていないため、独自の発電設備や水供給システムが必要
資材運搬費:5000万円
設備費用:3000万円(独自の発電・水供給システム)
建築資材費:鉄骨やコンクリートなど、特殊な環境下での建築なので通常の10倍と仮定し、約10億円。
人件費:特殊技能を持つ作業員が必要なので、約5億円。
クレーンなどの重機使用料:山頂への搬送は困難を極めるため、約3億円。
合計すると、バイキンマン城の建設費用は約20億円!
バイキンマンの財力の源泉
では、バイキンマンはどのようにしてこれほどの財力を得ているのでしょうか? ここで一つの仮説を立ててみました。
それは、「バイキンマンは建築技術の特許を持っている」というものです。 彼の城のような建物は、普通の建築技術では到底実現できないものです。狭小地域やアクセスの悪い場所に建築物を建てる技術は、アンパンマンの世界でも非常に貴重なものではないでしょうか。 この技術を特許として保有しているバイキンマンは、建築業界から特許料を得ている可能性があります。特に、アンパンマンの世界では自然豊かな場所が多く、都市部以外の地域での建築需要が高いと考えられます。そのため、バイキンマンの技術は非常に重宝されているのではないでしょうか。 また、彼のロボットや乗り物の開発技術も、他の分野で応用されている可能性があります。例えば、農業用ロボットや輸送用ドローンなど、アンパンマンの世界で役立つ技術として活用されているのかもしれません。これらの技術提供によって、バイキンマンは安定した収入を得ていると考えられます。
もう一つ特徴的なことがあります。辺鄙な火山に住んでいるという事実です。彼の活動「いじわるをする」には、適していない地域です。では、何であの地域に住んでいるかというと、火山地帯という立地を活かし、レアメタルなどの資源を採掘・販売している可能性があります。
「資源採掘で収入を得ている」これは、財源としてかなり大きいと考えられます。
このようにして、他業界と縁があるからこそ、ロボットなども一から原材料を開発することなく、輸入して開発できるのではないでしょうか?
バイキンマンは、ただの「悪役」ではありません。彼は驚異的な建築技術と開発力を持ち、それを活用して財力を築いている可能性があります。 その財力を支えるのは、狭小地域での建築技術やロボット開発技術といった、アンパンマンの世界でも重要な分野での特許収入ではないでしょうか。
子どもたちとの会話から生まれたこの空想経営シミュレーション。バイキンマンの財力の秘密を考えることで、彼の新たな一面を発見することができました。
面白い会話だったので引き続き実施していきたいと思います。他にディスカッションしてみてほしい事例がありましたらコメントいただければ幸いです。
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2025年、何卒宜しくお願い致します。