フロントシングル化で役目を失ったフレームの台座にベルを付けてあげるの巻
元々フロント変速がダブルやトリプルの自転車は、フロントシングル化するとフレームに使わない台座の類が残ったりしますよね。今回はこれを利用してベルを設置するアイデアを2つ紹介します。
ダブルレバー台座
ダブルレバー台座があるフレームの自転車。街乗り仕様のため変速はリアだけとし、余ったフレーム左側の台座(M5ボルト穴)に真鍮ベルを付けました。単純、かつ綺麗にまとまるのでスタイルが合えばおすすめです。
アウター受け台座
アウター受け台座が溶接されているタイプのフレームの自転車。軽量化と操作の単純化を狙ってフロントシングル化してあり、左の台座が余っていました。キャットアイのベルをポリカーボネイトのM5ネジ(首下25ミリ)で装着。納まりはまあまあでしょうか。
ベルの使いどころ
自転車とベルに関する法令についてはここでは詳しく書きませんが、あると便利だと自分は思います。こちらを視認していない人にも「あ、自転車だ」と認識してもらえる期待度が高いので、一時停止を無視して減速せず交差点に進入しようとしている自転車利用者がカーブミラーで見えた時など、事故防止のために軽く鳴らしたりします。後方を十分に確認せずに車のドアを開けようとしている人にも事故防止のためにチーン。
ここで紹介した「役目を失った台座の活用」も、別の意味でのベルの使いどころですね。自分は寂しく余っている台座の類をそのまま放っておくのが嫌いで、何かさせてやらないと、とついつい考えてしまいます。「よしよし、お前は今日からベルの台座だ、いくぞ、チーン!」てな具合です。あなたはどうですか? ベルに限らず、この手の工夫で面白いものがありましたら聞かせて欲しいです。