読了。
サッカーものの紀行本ってどんな感じ?
と思っていたけど、
とても良かった。
そんなにディープにサッカーの話はしない。
じゃあ何が面白かったのかというと
サッカーがある土地の
暮らしや伝統が描かれていること。
それはスタジアムや
近所のパブや
歴史的な一戦の夜など
様々なところに現れる。
有名な都市も
そうでない街も
サッカーがあることで生まれる豊かな彩りがある。
そこに日本人選手が飛び込むことをきっかけに
著者が出向くことになって、
知り得た現地の文化が紡がれていた。
サッカーを描いている本ではない。
サッカーがある街、その暮らしが鮮やかに見えた気がした。
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