アイディア農場プロジェクト:改正民法 (2019年10月26日更新、191014開始)

「このページは通読用のものではありません。
ここにあるのは、思考の断片、アイディアの種です。
毎日ひとつを取り上げて読み、それに対して考えを巡らせてください。
そこから、新しいアイディアが芽を吹き、成長することを期待します。」(野口悠紀雄さん)

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■改正民法
・ジュリストの2018年11月号に「定型約款に含まれない約款の存在とそれら約款に対して定型約款規制は及ぶか。」という問いについての記載があった。真正面から語ってくれている記事を、今まで、見つけられなかった。

■改正法の学習法
・改正法を検討する際は細かい条文にこだわるのではなくて、まずは、原理原則の変化の有無、原理原則が変わったかどうかを確認することが大事だ。細かい条文にとらわれない。

原理原則が変わったのであれば、原理原則からひもといて改正法を見る。一気通貫する原理原則なはずだからその原理原則から紐解くことが大事だ。原理原則から発想する。ポイントは、現行法からの変化ではなく、まずは、改正法の原理原則そのものを見つめることだ。

次に重要なのは、現行法の原理原則と改正法の原理原則との差を見ることだ。そうすることで、改正法の原理原則をより鮮明に理解することができる。逆に、単純に、現行法と改正法との差を比べることが重要ではない。

①改正法の原理原則、②現行法との原理原則の差を押さえておけば、要件と効果の違いは自ずと導かれる。

原理原則の違い、根本の違いを見つめること、それが大事だ。原理原則の理解は強力だ。

以上


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