【バングラデシュ市場】ミリオネアの人数が最も伸びた国=バングラデシュ
日本でのバングラデシュのイメージは、グラミン銀行だったり、ラナプラザ事故で大々的に報道された繊維産業の貧しさだったり、’貧しい’という面が強調されていると思います。
そのような社会が存在するのも事実な一方で、圧倒的なリッチ層が急速に育っているというのもまた、一面です。2012-17年の伸び率で若干データが古いのですが、該当期間のミリオネア人口の伸び率、実はバングラデシュが17%強と世界一…!
(出所:Newsweek https://www.newsweek.com/new-millionaire-playgrounds-where-next-generation-super-rich-are-coming-1148675)
結果、Top 1%の富裕層の所得が国民所得に占める割合も15.8%と格差が開いています。(参考に、中国は13.9%、日本は12.4%。出所:WID https://wid.world/country/bangladesh/)
仕事を通じてこのような層に出会う機会もありますが、時計や車、家、等見えるものにガツンとお金をかけるタイプが多い印象。とは言え、バングラデシュの高級ヨーロッパ車新車市場は数百台と小さくて(新車市場全体もこれから、という規模)、今後の成長(とそれを後押しするためのインフラ整備や関税の見直し)は要注視です。
下の写真は、高級エリアと言われるグルシャン地区を走っている様子。バングラデシュも、また完全ロックダウンに入るようで…