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【ビジネス】ディストリビューターになる:中国企業との交渉の難しさ

自己紹介にも書いていますが、今バングラデシュで二輪やアフターパーツ、アクセサリのディストリビューターもやっています。継続的に新たなブランドとも話をしていますが、その中でも中国ブランドはなかなか手強いぞ… という話です。

ディストリビューターとして認めて頂くためには、
① 該当市場・業界でのビジネス経験とネットワーク(バングラデシュの場合、’官’とのつながりも重要)
② 事業拡大計画とそれを支える人的リソース(必要に応じて採用計画)・ケイパビリティ、その他資産(必要に応じて立地の良い場所にある既存ショールームや、不動産確保の目途)
③ 上記を支える健全なファイナンス
④ その他(言語ハードルの低さ、人としての信用、等)
の訴求が重要と考えています。

既にディストリビューターになっているブランドについては、自分や現地パートナーの自動車業界での経験(①)や他事業で育成していたまとまったチームの存在(②)がしっかりアピールできたのだと思います。

一方新しく話をしている幾つかの中国企業の場合、これまで以上に③の要素が気にされていると感じます。途中まで良い感じで話が進んでも、最後の最後で規模が… となったり。とある一社も、しばらく音沙汰がないと思っていたら、「バングラ自動車業界での販売経験はほぼないが、他事業を大きく展開しているコングロマリット」がいきなり伏兵として現れたり。。。

色々な国の人とビジネスをしてきましたが、中国は特に読めない、難しい、と悪戦苦闘の今日この頃です。頑張ります。

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