【バングラデシュ市場】コロナでも高い成長率と、バングラでの法人設立方法
日本経済はなかなか元に戻らないですね… 自分も元々在宅勤務のため衣食住の出費はかなり抑えているし、やはり旅行に行けないのが大きいですね。でも、今の状況を考えればまだまだ我慢は続きます。
一方でバングラデシュの2021年GDP成長率は、4月時点の予測で6.8%。5月以降のロックダウンの影響が最終的にどこまで出るかは不明ですが、南西アジアでモルディブ(観光メインのはずなのに、なぜ??)、インドに次いで成長株。(ADBより)
そんなバングラデシュでビジネスをする、となればやはり現地法人設立は必要なプロセス。バングラデシュでは外国人の法人設立のハードルが低く、(さすがにエストニアのように全部リモートは無理ですが…)、誰でも可能と考えます。
詳細はJETROサイトにありますが、大まかなステップは下記の通り。
1. 社名承認(Name Clearance)
:現地の公認会計士を見つけられれば、後はオンラインで商業省所管の商業登記所(the Register of Joint Stock Companies & Firms)に登録すればOK。
2. 定款の作成
:こちらも、日本での法人登録とやることは変わりません。英語でもOKな定款を公認会計士に依頼して作成してもらいます。
3. 銀行口座の開設
:おそらく一番面倒くさいのがこのプロセス。上記の会社登記は行政手続きなのでルールに沿えば簡単ですが、こちらは民間銀行なので、各社が求める書類の提出があります。大抵の場合、登録する会社の役員のバングラ入国履歴だったり、個人情報の確認があるので、本プロセスの完了には入国が必須と考えます。
4. 会社設立承認証の取得(商業登記所)
:こちらも、現地公認会計士のサポートを得られればハードル低く完了できます。必要な諸々の書類を提出し、#3で開設した口座に必要な金額を送金、事務手数料等を支払えば完了です。
自分の場合、年2~3回の中期出張ベースで滞在しているので就労ビザは取らずに事業運営しています。
プロセスとして難しくはないですが、やはり現地でコーディネートしてくれる人は必要です。今後バングラでの法人設立や事業立ち上げで代行相談があれば是非、ご連絡ください!
では。