
2024/6/25 美ヶ原散策、さよなら瓦レコード
朝は10時ぐらい、美ヶ原高原の駐車場で起床。僕が寝ている間にまつりちゃんが現地まで届けてくれていた模様。
寒くもなく暑くもなくで、僕の人生車中泊史上最もぐっすり眠れた日だった。

起きたらまつりちゃんが化粧を始めたので、僕は「このタイミング!」と思い、そんなに行きたくなかったウンコへ行った。ちゃんといっぱい出た、したくなった時じゃなくても行ったら出るんだなと思った。

用意を整えてなんやかんやで時間は11時すぎぐらい、美術館に入りはしたもののとりあえずお腹が空いていたので、まずは併設されてるレストランに入った。
僕はハンバーグカレーを食べた、特別美味くはなかったものの、いい具合に落ち着いて食べれて気持ちよかった。



この美ヶ原高原美術館というのは、だだっ広い高原に山ほどの彫刻・現代美術作品が散らばっている、という美術館。屋内はほとんどなく基本は全部草原に散らばっている。




入ったばかりの時間はちょっと曇っていて寒かったのだが、徐々に日が出てきたのと、歩いて動いてるのとでいい具合に身体はあったまった。
どれもこれも面白くて、よく分からないものはたまにあるものの、全部丁寧に熱量込めて作られた作品ばかり。作品は300点以上あるらしいのだが、全てのクオリティは凄まじく、種類もジャンルも多種多様で全く飽きなかった。




が、僕は美術館とか博物館とかに行くと毎回発動する"眠気"が始まってしまった。2時間ぐらい歩き回ったぐらいから、ぼーっとしてきてずっと眠かった。
普段の美術館や博物館で眠くなる時、僕は屋内を歩き回っているから眠くなっているんだと思っていた。イオンとかでもこれになっていたので、ほぼ僕の中でこの理論は確定していた。
しかし、この美ヶ原高原美術館は屋外。つまり僕が眠たくなるのに屋内が屋外は関係なかったということになる。あらたな謎が生まれてしまった、なんてこった……!

美ヶ原高原美術館を出たら、車で松本の瓦レコードへ向かった。先ほどから僕は凄まじく眠かったので、ちょっとフラフラとしながら運転。
もうだめだ、ここがギリギリ……ぐらいのタイミングで瓦レコードに到着。危なかった。

今日はまつりちゃんが出演する日。そして、今週いっぱいで20年続いてきた瓦レコードはなくなっちゃうので、僕にとっては最後の瓦レコード。
まつりちゃんに引っ付いてよく遊びにきてたし、サンサンタウンで出たこともあるし、松本に住んでる人たちほどではないが、僕にとってもだいぶ思い出深い場所になっていた。

イベントはDJから始まり、ライブのトップはまつりちゃん。楽しかった、やっぱ新曲いいな〜と思った。
出店でちらし寿司があって食べた、めちゃくちゃ美味かった。2回食べた。

花形ハヤシさんのライブ?DJ?がやばかった。ハヤシさんがDJをやり、前でボディビルダー2人が筋肉を見せるというDJなのだが、それ自体の意味不明な面白さはもちろん、ハヤシさんのMC、楽曲の渋さ、ボディビルダー2人のちょっと恥じらってる感じ、全てがやばかった。笑いすぎた上で感動した。
めちゃくちゃいいものを観たな〜と思った。

あとは、いつ観ても最高な掟ポルシェさんが相変わらず最高だった。楽しすぎて、ライブ終わりに衝動的にTシャツを買ってしまった。
掟さんはエンターテイナーであることとアンダーグラウンドの怖さを同居させてる達人、今日もほんとにすごかった。

ライブ中は普通に楽しくて、遊んで休んで喋ってって感じで悠々と楽しんでいたのだが、最後のスリーパーさんのDJの、しかもスリーパーさんがベロベロになってからの時間は「もう瓦なくなっちゃうのか、ここでこれ観るの今日で最後か」と思い始めて切なくなっていた。
ベロベロでところどころ意識が飛びながらも、必死にレコードを選んでる姿はかっこよかった。いつもの恒例が終わりになってしまうのは寂しかった。

最後の方まで残ってた何人かのお客さんと、ベロベロになりながらの深夜2時すぎぐらい。スリーパーさんが限界を迎えて音楽が鳴り止んだ。
スリーパーさんは床に転がって寝ていて、そのスリーパーさんに「おやすみ」とみんなで声をかけて今日はお開きになった。
ちなみに掟ポルシェさんはウロウロして座り込み、ウロウロして座り込みを繰り返しており、その間ずっとサンバイザーがついていたか。プロだった。

瓦レコードの上の階にあるベッドに入った。多分寝たのは3時ぐらい。明日帰らなきゃいけないの寂しいな〜〜と思いながら寝た。