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2024/1/4 正月、魔改造マリオカートwii

ちょっと日が空いたけど、今日は1/1〜1/3、お正月のこと。というかマリオカートのこと。

まつりちゃんは実家に帰っているので、1/1の昼過ぎからシオンくんをうちに招いた。半年前ぐらいから「2024の正月はマリオカートwiiを改造してやり続けよう」と、ずっと楽しみにしていた。

僕もシオン君もマリオカートはかなり好きで、特に14〜15年前ぐらいに発売されていた「マリオカートwii」に関しては、お互いそれぞれ10代の頃にとんでもない時間をかけて遊んでいた。僕は自分以外にマリオカートwiiをアホみたいにやり込んでいた人に初めて出会ったので、知った時はめちゃくちゃ嬉しくてずっと一緒にやっていた。

ちなみに僕はマリオカートwiiの"64マリオサーキット"というコースでワールドレコードを持っていたこともある。

マリオカートwii


とりあえずまず「マリオカートの改造をしたら何が起こるの?」という話から。そもそもマリオカートwiiには、正規のコースが32コースある。これが、改造をすると260コースぐらいになる。増えるコースのうちの半分は、ファミコンやゲームキューブやアーケード、スマホのマリオカートとかからwii用に有志がリメイクしたステージ。そしてもう半分は完全などこかの誰かが作ったオリジナルのステージ。まず改造して1番に楽しみなのがこのコースが莫大に増えること。

そしてもう一つ改造のメリット、それはオンライン対戦ができること。そもそも任天堂がwiiのサービスを止めているので、wiiではもうオンラインのゲームはできなくなっている。その状況下で、この改造マリオカートの運営が改造マリオカートのためだけにサーバーを作り、そこでオンライン対戦ができるようになっている。

wii改造中


1/1、僕はゲストハウスの掃除のバイトを終わらせ、家を軽く片付けたら早速wiiの改造にとりかかった。やり方の細かい説明は面倒臭いので、気になる方はググってください。

シオン君が16時ごろに到着、この時点で改造の手順は半分ぐらい進んでいた。パソコンとにらめっこしながらもう一息をシオン君と一緒に進めていると、家が揺れ始めた。

しばらくは「揺れてるな」と言いながらスルーしてたのだが、あまりに長くて怖くなってきたので机の下に隠れた。

うちの前によくいる猫、名前はくまもん

揺れがおさまったら、今度はラインがめちゃくちゃ来る。そんな大事なのか……?と思い、wiiの画面から地上波のチャンネルにテレビを動かすと、とんでもないことになっていた。

ウキウキマリオカートを改造している場合ではないのでは、何かしないといけないのでは。ソワソワ焦り、やがてその焦りが鬱々とした気分に変換されていく。怖かった。

結局考えることから逃げ、スマホを遠くに追いやって見ないようにした。マリオカートに集中し始めた。この3日はマリオカートに捧げると決めていたのだから……。


起動!

18時ごろに改造は終了、割とあっさりできた。起動した瞬間はめちゃくちゃテンション上がった。マジで?マジなの?と恐る恐るコースを見てみる。マジで数え切れないぐらいコースが増えてる……。

とりあえずまず、1/1は全コースをシオン君と一緒に走ることにした。簡単に"全コースを走る"と言っても、コース数が桁違い。1/3までに全部終わるのか……?と思いながら始めた。

いくつか進めて感動し続ける、本当に楽しかった。コースのクオリティは高く、疾走感も抜群。マジで意味不明なコースもかなりの数あったが、それでもずっと楽しかった。
(↓最新のアップデートコース)

とにかく道が分からない。地図をチラ見しながらマリオカートをやったのは初めてだった。マジで落ちまくる。

1番謎なのは、マジで訳の分からないコースの数々を悠々と走るCPUたちだった。どういうプログラミングされてるんだ……?

シオン君

1/1は朝の5時までやり、1/2は昼過ぎに起きてまたマリオカートを起動。そして夜までかけて全コースを走り終えた。親指にタコができていた。

最後の方は「もう終わりか……」とかなり切なくなった、思ったよりすぐに全コースを走ってしまえた。幸せだった、楽しかった。

僕はマリオカートが好きというより、マリオカートwiiが好きなんだな、と改めて思った。そして世界中に同志がたくさんいる、僕なんかよりもはるかにこのゲームを愛しているバカがたくさんいることが嬉しくて仕方なかった。


松の屋

面倒くさくてご飯を食べていなかったのだか、晩御飯はちゃんと松の屋で食べた。

そして帰ってきたら次はWi-Fiにwiiを繋ぎ、オンライン対戦に潜ってみることにした。マリオカートwiiのオンライン対戦は「レートバトル」というかなりスタンダードなやつで、要は勝ったら数字が上がって負けたら下がるというもの。より高い数字を目指して戦い続ける。

高校時代に気が狂ったようにやっていて、当時と効果音やBGMが変わらないオンライン対戦の映像にはグッと来るものがあった。

割とすぐにマッチングした。十年以上前の、しかも改造しないとできないゲームのオンライン対戦に人がいるというのはすごいことで、まさかすぐに戦えるとは。

僕もシオン君もそれなりに腕に自信はあったわけだが……結果はひたすら最下位に近いところを2人で取り続けた。全く勝てない。コースを知らないというのはもちろんだが、とはいえさすがに1位や2位の人との差はとんでもなかった。

マリオカートwiiのオンライン対戦では、今も昔もほとんどファンキーコングしかいません。


全然勝てずに1/2は終わった、ここまで差があるとは思っていなかったが、僕は「ありがとう、お前たちがいるおかげで俺はまだ強くなれる」というルフィみたいな思考に入った。修行がいる。


正月の千鳥橋

翌日1/3もゲストハウスのバイトがあったので、サクッと終わらせて帰宅。少ししたらすーちゃんがやってきて、もちろんのごとく一緒にマリオカートをやった。シオン君も少ししたらやってきてさらにマリオカート。

シオン君は寝ていて、すーちゃんは疲れて休んでいたので、僕はタイムアタックで各オリジナルコースの攻略を目論んだ。世界一位の走りをダウンロードできるので、それを見ながら研究しショートカットやコース取りを勉強した。


カレーを食べる会

夜は柴原君に誘われて片岡君の家へ。片岡君が作ったカレーをみんなで食べる会が開かれていた。柴原君、片岡君、シマツー、ユイホさん、シオン君とともにのんびりカレーを食べた、美味しかった。


シマツー

カレーを食べ終えて帰宅したら、1/3のラストスパートマリオカートをシオンくんとやった。一つのコースでタイムアタック、記録を更新したら交代、お互いに抜きあい続けるというやつ。

バカみたいに難しいショートカットを練習するも、なかなか上手く行かず、マスターしきらずに終わった。悔しい。

シオン君は12時ごろに帰って行った。なぜか入れ違いでやってきてしまったシマツーがマリオカートをやっていた。シマツーは今まで見てきた人類の中で1番マリオカートが下手だった。


まつりちゃん

深夜2時ごろ、まつりちゃんが帰ってきた。早速マリオカートを一緒にやった。途中で僕が爆裂眠くなり寝落ち、寂しかった。正月が終わってしまう……。


そして1/4

今日も今日とてゲストハウスの掃除へ。そして帰ってきたら、散々ためにためた事務作業に取り掛かる。やることが多い、辛い。マリオカートがしたい。助けて……。

この日は一日中事務作業に勤しんで、かなり疲れた。

マリオカートがやりたい人、いつでもうちに来てくださいませ。


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