2023/11/27 意識の齟齬、ハッカチョウ
朝は10時前に起床、ゲストハウスの掃除へ。普段うちのゲストハウスは14時にチェックインとなっていて、今回のお客さんに関しては早めにきて荷物だけ置きたいとの旨を事前に聞いていた。お客さんが13時半ごろにやってきたので、荷物を置くのだと思って部屋の中に案内。
お客さんは外国人の人たちで、なんとそのままガッツリ部屋の中でゆっくりし始めた。掃除はまだまだ途中。これは荷物置きにきただけじゃないな……と思いつつ、そのお客さんの子供がアマプラでワンピースを見始めたので、その子供と適当な英語で「i like skypia!」とかなんとか、ワンピースの話をしながら普通に掃除をして14時に終わった。まぁ外で待って圧かけられまくるよりはマシかな、と思った。
掃除を終えたらまつりちゃんと一緒にラムーへ行き、数日間のご飯の買い出し。その道中に観たことのない鳥の大群を発見。真っ黒で小さくて、最初カラスの子供かと思った。実際その鳥の大群に混じってカラスもいた。
よく観てみると、みんな寝癖みたいなトサカがついていてめちゃくちゃ可愛かった。調べてみると「ハッカチョウ」という鳥らしい。外来種で繁殖した鳥だそうで、そんな珍しいわけではなさそう……とはいえ初めて観た。
買い物をした後の帰り道、同じ場所を通ったが、もうどこにも1匹もいなくなっていた。
家に帰って少ししたら出発、夜は中崎のカフェでのバイト。今日のホールはそこそこ長い女子大生の女の子、それから新人2人と僕の4人でのシフト。まぁ月曜だし余裕……と思っていたのだが、予約帳を観て衝撃。すごい数の予約が19:00一斉にスタート、しかも全部飲み放題。ドリンク場がやばい。
ドリンク作れるのが僕しかいなかったので僕はパントリーへ。ホールは新人が2人もいるのでかなりぐちゃぐちゃ、放っておいたら大変なことになるので、大量に溜まっていくドリンクのチップを横目にホールも指示出しながら動かした。
バイトの子たちが「時間なんで上がります!」と普通に帰っていくのを「はーい、お疲れ!」と見送り、当たり前のように残って終わらない片付けをする。いつからだろう、帰る側から残る側になったのは。
キッチンのフリーターの女の子が手伝ってくれ、地獄のように散らかった店内を片付けて行く。深夜手当が出るこの時間帯、まぁ稼げると言えば稼げるので、気分を切り替えてお金のことを考えながら作業していた。
作業をしながら、そのフリーターの女の子がお店のことをたくさん話していた。シフトの組み方、店長のやり方、コースの出し方、こうした方がいいよね、とか、変えたいよね、とか。
残念ながら、びっくりするほど興味がなかって、「そうっすね!」しかほとんど言ってなかった。確かに仕事はできるようになった、店もそれなりに任されていて、ただ僕はとてつもなくモチベが低いということを思い知った。
ただ、やる気ないのにめっちゃ仕事できるって、1番好かれるし1番いいバイトの在り方だな〜〜と思った。やる気ないまま過ごせるというのはだいぶずるいなとは思いつつ、マジで仕事できる人間でよかったとも思った。
家に着いたらまつりちゃんが作ってくれた晩御飯を食べた。めちゃくちゃ美味しかった。