2023/8/12 濃密!淡路島散策
朝は9:30に起床。家の窓に着いたカーテンのおかげで、暑くて目が覚めることがなく快適に眠れた。起きたら昨日やりかけていた仕事を軽くやりつつ、家を出る準備を進める。
10:00ごろに石川君から連絡があり、家の前に付いた石川君の車にまつりちゃんと一緒に乗り込んだ。
今日はまっすーとランちゃんが淡路島で1日BARをやるとのことで、それにかこつけた日帰り淡路島旅行。
車は石川君がどなたかから借りてきたやつで、運転も石川君が1人でやってくれるとのこと。「いつでも言って!代わるから!」と言いつつ、行き道から僕は助手席で爆睡をかました。
淡路島まではお盆ドチャ混み換算で2時間ちょい。渋滞に埋まりながら明石大橋を渡り、淡路島に入ってまず向かったのは昼ごはん。朝に何も食べていなかったのでとにかくお腹が空いていた。
淡路島といえばしらす丼!と聞き続けて言い続けて約8年、パブロフの犬現象で海鮮丼の店を探す。ネットで目星をつけていた店は並んでいて入れなかったが、これもお盆なのでリスクヘッジ済み。その斜め前に海鮮丼の店があることも把握していて、そっちはバッチリ入れた。
僕らが入った直後に並び始めたのでタイミングはジャストだった模様。なんか色々メニューあったけど、お腹が空きすぎて選ぶのが面倒な上、お金のない僕にとってはどれも値段も高かったので、ほぼノータイムでノーマル海鮮丼を頼んだ。
めちゃくちゃ美味かった。かける醤油にうずら卵を混ぜてからかけた。まつりちゃんは「普通は卵は殻ごと混ぜるんやで」と石川君に教えられてたが、嫌がって殻を残していた。反抗期かな?僕も殻を残した。
海鮮丼を食べ終えたら車に乗って出発。次に向かったのは、ここから割と近くにあった「吹き戻しの里」というところ。
田んぼまみれの中にポツンとあるIKEAみたいな見た目をしたこの場所は「吹き戻し」の制作体験ができる場所。「吹き戻し」は名前だけ聞いてもピンと来ない人が大半だと思う、というか僕もそうだったが、現物を見たら全員分かるタイプのやつだった。
吹いたら伸びてピーと鳴るやつ、これが吹き戻し。全員6本作らせてもらうので、僕もバッチリ6本を完成させた。6本という絶妙にちょっと多い数なのがミソですネ。
作ったやつのうち2つは、スタッフさんが改造してバグったように震えたり横に曲がるようにしてくれたりと、かなり遊び心満載。
この作った吹き戻しでサッカーしたりゴルフしたり、その他色々アミューズメントが満載の楽しい場所だった。
入場料+6本の制作料、合わせて800円ポッキリ。これで全てを楽しめるというこちらの工場。個人的には男子トイレでおしっこしながら眺める景色がヤバいぐらいキレイなのも見どころ。ぜひ行ってみてくださいませ。
次に向かったのは、淡路島の中でも若干南の方にあるエリア。今回の旅行で目的地にしている廃墟が一つあって、ちょうどその通り道にあった淡路島の名所「たこせんべいの里」へ立ち寄った。
このたこせんべいの里というのは、試食でほぼ全てのせんべいが食べられる上、お茶とコーヒーも無料で飲めるという、とにかく大盤振る舞いな施設。
しかし、コロナの影響で試食のシステムガラッと変わってしまっていた。うっ……これは楽しめない……という感じになっていた、細かく書くのはちょっとめんどくさいので気になる方は行ってみてください。
とはいえせっかく立ち寄ったのでたこせんべいは購入、そしてまた車に戻った。
次に立ち寄ったのはその近くにあったジェラート屋さん。そこそこデカい音量でハウスのDJミックスが流れ続けている、オシャレといえばオシャレだし不思議といえば不思議なお店。入り口にいた犬がめちゃくちゃ可愛かった。
チャイのジェラートとバナナのジェラートをダブルで頼み、外にある座席に座って食べた。味がめちゃくちゃ奥深くてびっくりした、マジで美味しかった。
けっこう若いイケイケなお客さんがいっぱい来てて、店員さんも若いイケイケな感じで、最近の「今!淡路島が熱い!」みたいな空気感をめちゃくちゃ感じた。いくら立地がいいとはいえ、こんな島がイケイケでノリノリなのは、改めて力を感じるな〜〜と思った。
ジェラートを食べ終えたら、今回の目的地のうちの一つであった廃墟「ジャンボクラブ」という場所へ向かった。
距離的にはジェラート屋からは5〜10分で着くところなのだが、グーグルマップのピンがちょっと違う場所にあるせいで迷ってしまい、謎の山を登ったりスズメバチに追いかけられたりして、そこそこ苦労して疲れてからようやく発見。
3階建ての旅館の廃墟、入り口でたくさんの鳩がお出迎えしてくれた。鳩のフンの量もすごく、完全なる鳩天国。ネットに「心霊現象が!」みたいなのが書いていたらしいが、ほぼほぼ鳩の仕業なのでは……?と思った。
内観はマジでカッコよかった。人の営みが自然にぶち壊されている真っ最中、これぞ廃墟!って感じ。ところどころにあるヤンキーの落書きも、これぞ廃墟〜…って感じ。この廃墟の見どころは、やっぱり入り口すぐの白いカーテンのところ(↑写真2枚目)かな?めちゃくちゃキレかった。
それから、とにかく蜘蛛と蜘蛛の巣が多いので、ずっとかがみながら散策した。僕とまつりちゃんはひたすら虫に怯えながら歩いていたが、石川君は普通に暗さを怖がっていた。ちょっと小馬鹿にして笑ってはいたが、僕も夜に来ると本気でビビりまくって動かないとは思う。
廃墟では、その場にあるものには触ってはいけない、というのが廃墟マニアたちの中でのマナー。僕はマナーがどうとかは知ったこっちゃないとは思ってはいるが、"自然が自然のままに人工物を破壊していく"というのが廃墟の良さだと思っているので、なるべく触らない方がいいな〜〜と個人的には思う。
まぁそもそも不法侵入なのでマナーもモラルも初めから終わってますけどね。
廃墟を出てから40〜50分ほど車で眠っていたら、淡路島北部の岩屋という港に到着。内地へ帰る明石海峡大橋の近くであり、まっすーとランちゃんが1日BARをやっている近くにでもある。
扇湯という銭湯があり、その横に扇湯が管理(?)しているフリースペース(?)がある。そこを銭湯関連のつながりでまっすーとランちゃんが1日BARをやることになったのだそう。
車から徒歩2分、分かりやすく2人を発見。まっすーが北海道から仕入れて持ってきてたというお酒や食べ物がたくさん。僕はヨーグルトのお酒と、ポテトサラダとか肉じゃがとか色々食べた。全部美味しかった。
扇湯が割といつも賑わっているイメージのお風呂屋さんで、そのおかげもあってか、それともそのおかげは関係なくなのか、ランちゃんまっすーのBARは大賑わい。
おっけんとおっけんの彼女も途中からやってきた。
ゆるゆる〜〜っと喋って飲んだら、一旦みんなとバイバイして扇湯に入った。扇湯に来るのは2回目で、水風呂が温泉なのがちょっと珍しいお風呂。
湯の温度は熱めで水はぬるめ、しかしガッツリ温冷浴をやってから外に出たら水風呂めちゃくちゃ効いてて最高に気持ちよかった。
お風呂を上がったら、ちょうど片付けをしていたまっすーとランちゃんを見守りつつみんなとダラダラ喋り、話の流れで「せっかく淡路島きたし、せっかく持ってきてるし、やりますか……!!!」ということで、俺たちの大フィーバースポーツ、モルックをやることに。
まっすーとランちゃんは終電があるので帰宅、僕らは車なので行ける、おっけんとおっけんの彼女(ユイちゃん)も行ける、ということで梅香モルック会淡路島出張編の参加者は5人。
みんなで車に乗り込んで会場を探す。広くてそこそこ明るくて人気のない場所……そう、淡路島でそういう場所を探すのはめちゃくちゃむずかった。大体が真っ暗闇。
なんやかんや探して回り、いやこの先は絶対に無理だろみたいな山道を通り抜け、辿り着いた先にあったのは展望台広場。
自分達でもびっくりしたが、意外と出来た。僕は梅香東公園以外でモルックをやるのが初めてだったのだが、それがこんなに無駄にロケーションがいいところというのもなんだかシュールで面白かった。
めちゃくちゃ楽しんでやったが、やはり梅香東公園が落ち着くしやりやすいな〜〜……とか思ったけど、いやそもそもこれは夜にやるゲームではないなというのも思い出した。そろそろ昼間にやりたい。
モルックを終えたのが22時過ぎ、かなりいい時間。おっけんとユイちゃんを宿に下ろし、僕らは家に向かって車を走らせた。行きしは2時間ちょいだった淡路島、帰りにナビで設定した千鳥橋までの時間はたったの50分だった。
大阪からこんなに近い距離でこんなに楽しい旅行になるのか……、そう思うと、マジで淡路島のポテンシャルを痛感した。
家に着いたのは12時過ぎ。「どうする?今からモルックする?」と、誰一人やりたくない状態での悪いノリと意地の張り合いが発生、マジでやりそうになったが、石川君が大人の対応をしてくれたおかげでやらずに済んだ。
めちゃくちゃいい旅だった、マジで楽しかった。淡路島に日帰りで行こう!ってそんなになることはないので、まっすーとランちゃんが良いきっかけをくれたな〜〜と思った。このブログも4000文字を超えていて、いかほどに密な日だったかを物語っている。
良くも悪くも密な毎日を過ごしていきたいな〜〜と思う。