2024/9/29 りんご音楽祭に行ってきた!
朝は4時半に起床。眠いという言葉の中に収まらないほどの眠さ。死ぬかと思いながら起床。
荷物は前日の夜にざっくりまとめていたので、顔を洗って歯を磨いたらすぐに家を出た。まだ真っ暗な外、歩いて西九条へ。後々後悔する忘れ物はたくさんしていた。
西九条駅から大阪駅、大阪から新大阪へ。そして新大阪から新幹線に乗った。新幹線に乗ることは滅多にないのでソワソワしたが、特になんにもなかった。普通の電車に乗っただけって感じだった。
新幹線で到着したのは名古屋駅、そして名古屋から"特急しなの"というやつに乗り、長野県の松本駅に到着。
もちろん眠かったのでほとんど寝ていたのだが、それにしてもあっさり長野県まで来てしまった。近い、早い、びっくりする。たったの4時間……。
松本駅に着いてすぐぐらいに石川君から連絡があり、まつりちゃんの運転する車のお迎えが来た。車には石川君と石川君の彼女のハヅキちゃんも乗っていた。バスに乗らずに済むのめちゃくちゃありがたかった。
車に乗り込んだらすぐ出発、付近にいたショウゴ君もピックアップし、5人でりんご音楽祭の会場であるアルプス公園へと向かった。
りんご音楽祭には4年ぐらい連続で来ていて、来るのは計5回目。瓦レコードにちょくちょく遊びに来たりライブしに来たりしていたので、もうあんまりレア感はなかった。よく来る場所、ぐらいの気持ち。
けっこうな頻度で来ているので、いつのまにか松本にもかなりの数の友達ができているのだが、誰とあっても「おっす〜」みたいな、先月も会ったぐらいのテンションで酒を飲み交わした。ほんとに家の近所に来ていた気分だった。
ゆるっと散歩しつつ、最初に観た目当てのアーティストはMOROHA。なんだかフェスに来た気分が薄かったのだが、MOROHAが始まった瞬間に「あ!音楽聴きに来たんだった!」とスイッチが入る。
6〜7年前に一度観たぶり。思い出が美化されてるかも、とか思いながら観に行ったが、ちゃんとヤバかった。MCも曲も、技術もエネルギーも凄まじかった。観れてよかった。めちゃくちゃバンドやりたくなった。
MOROHAを観終わったら拓君を観におやきステージへ。丁寧に歌う言葉が輝いてる瞬間がいくつもあり、拓君の良さがかなり引き立ってたライブだった。
りんご音楽祭に来ると「チーム大阪!」って気分で拓君とは一緒にいるので、いいライブを観れて嬉しかった。
それから、そのあとは我らがまつりちゃん。お客さんパンパンのアゲアゲでエネルギッシュなライブ、最高にカッコよかった。まつりちゃんの執念と人間臭さとがギラギラしてて、身体に音楽が直接入ってくるようなライブだった。
普通にファン心は半分、それとは別に「無事いいライブができてよかったね!」という身内心で温まるのも半分。いい時間だった。
まつりちゃんが終わったら、一瞬だけMONO NO AWAREを観に行った。イワンコッチャナイやってて楽しかった。
それから、最近推している花形ハヤシさんを観に行った。いつもマッチョを引き連れてDJをしているのだが、今日は初めて観るメンバーがいた。キーボーディストとして紹介していたが、ずっと立っているだけで何もしていなかった。
ほんとに訳が分からなくて、でもなんだか楽しそうなのがアガる。今日も最高だった。
花形ハヤシさんのあとは掟ポルシェ。僕は掟ポルシェTシャツを着てきていたので、気持ち的にはメインイベント。
DJを初めてUSBでやってみていたらしく、ちょっと何度か荒れるシーンがあったものの、相変わらずのはちゃめちゃ度合い。強かった。
水風船投げさせてもらえて嬉しかった。
掟さんのライブが終わったら、目当てのアーティストがいないので、しばらくゆるゆると散歩。ご飯食べたり寝たりした。
一緒に来た人とあまり会わなかったのと、電波が全くなかったので、ほとんど1人で散歩してた。
散歩してご飯食べて、としていると、疲れて眠くなってきたので、ちょっとだけ……と思って芝生で寝た。長いことちゃんと寝れてなかったのでそりゃ眠いわけで。
そして案の定寝すぎた。楽しみにしていたゾンビちゃんとヤマツカアイさんを見逃すという大失態。普通に凹んだ。
動き始めるともうだいぶ暗くなっていて、その頃に始まったのがthe hatch。こんな音楽やりたい〜〜とずっと憧れてるバンド。
ウキウキ最前で観ていると、後ろから何度かソッと人がぶつかってきた。多分モッシュをやろうとしてたっぽいのだが、みんな優しいのか慣れていないのか、全く威力のないモッシュがちょくちょく後ろで起こっていた。平和でちょっと笑えた、そしてビーサンだったのでありがたかった。
パーカッションが加入してから初めて観た。ちょっといつもより空気は柔らかく、音でしっかり乗せてくれるライブだった。
僕の新しいバンドでもドラムの上に自分のパーカッションを乗せる予定なので、じっと観ながら参考にしようとした。が、ドラムと曲がエグすぎたのでなんの参考にもならなかった。
僕のいたステージのトリは、いつも通りのPadge。時間が押しまくっていたせいで「2曲しかやらんから、リハからあげてけ!」と言ってリハが始まった。ドカンと客席とのグルーヴが起こった、じゅんさんさすがすぎる〜〜と思った。
ライブ自体はめちゃくちゃ。まともに曲をやる時間がなかったので仕方なかった。ちゃんと聴きたかったな〜〜というのももちろんあるものの、弾丸Padgeのエグいパワーを観れたのもめちゃくちゃ嬉しかった。本当にいいバンドだった。
僕はこの2日目しか来れていないので、もうちょっと遊びたかったな〜〜という気持ちはあれど、短い中にたくさんのエネルギーと音楽愛を感じて、ほんとに幸せな時間だった。
かなり名残惜しい気持ちで会場を後にしたら、遊びに来ていたケイさんと石川君と石川君の彼女、そしてまつりちゃんとともに「ほたる」というタイ料理屋へ。
けっこう飲んでけっこう食べた。あまり酔わなかったので、ずっと楽しく気分よくご飯を食べた。だいたい毎年来てるのだが、本当に美味しいし良い店。3時間ぐらいいた、楽しかった。
みんなと解散したら、瓦レコードにチェックイン。散々飲んで騒いだ瓦レコードというこの場所、当時の姿はもうだいぶ壊れていて、後に出来上がるゲストハウスへの歩みを進めている最中だった。じんとくるものがあった。
が、エモーショナルよりも遥かに勝る眠気。後夜祭に行く元気もなく、寝転んだらすぐに寝落ちした。寝ても寝ても眠い。