2024/3/29 円満退社!!さよなら、中崎のカフェ
朝は10時ごろに起床。死ぬほど身体が重い、多分ちょっと風邪を引いていた気がした。バイト休もうかな……とマジで思いながらも布団から出て、なんとか着替えて髪型を整えて家を出た。
昼は新大阪の王将でバイト。
お客さんは永久に途絶えずにずっと忙しかった、しんどかった。ちなみに最近の僕の王将でのあだ名は「先生」。ヒゲとロン毛から明治時代の政治家を想起させたことが由来となっているっぽく、パートのおばちゃんたちに「先生ドーナツ食べる?」という感じで、だいぶバカにされながら過ごしている。
とても居心地が良い。ずっといたい職場。
王将でのバイトを終えたら電車で大阪へ。西九条に電車で戻ってチャリで大阪に行くのが面倒くさかったので、直接電車で行った。
夜は中崎のカフェのバイトなので、それまでは中崎のnoonカフェで時間を潰そう……と入ったのだが、イベントがあったのかなんなのか、17時で追い出されてしまった。
バイトは18時からで、どこかの店に入るには微妙な1時間という尺。ちょっとだけ職場からは離れた公園に行って時間を潰した。
そして18時になる頃、中崎のカフェへ行った。1年近く働いたこの中崎のカフェ、そして今日はその最後の出勤。サロンを付けて髪型を整え、気合いを入れてタイムカードを打刻した。バカみたいに忙しい日だった。
僕はもうこの1年でだいぶ偉くなっていて、僕か社員さんがいれば店は大丈夫、つまり僕がいる日は社員さんが休んでいる状態、社員代わりのバイトになっていた。
今日いるバイトやシェアフルさんたちに指示を出しながら働き、「俺やっぱ仕事できるわ〜」と心の中で自画自賛しながら弾丸で動き回った。
みんなに「俺今日で最後やねん」と報告するたびに本気で寂しがってもらえる。よくよく考えたら、この職場の全員と僕は仲が良かった。もちろん瞬間的に腹立つことはあるが、基本的にはみんなのことが好きで、逆にみんなも僕のことが好きそうだった。
傍若無人で有名なイタリア人の料理長は、今日は途中で帰ったが、別れ際僕に固い握手をしてくれた。だいぶ面白かったが、なんだかグッと来るものがあった。
レジ、バッシング、洗い物、レジ締め、入金。一つ一つの仕事に「これが最後」と思い、息をするようにできてしまう全てのことが「そこそこ長くやってきたんだな」と切なくなる。
僕にとって「◯日付けで辞めます、今までありがとうございました」というちゃんとした円満退社というのは、もう7〜8年前にやったっきり。というか、飛んだりクビになったりフェードアウトしたりがほとんどだったので、かなり珍しい経験だった。
めちゃくちゃ寂しかった。ブログに残しておこうと思い、今日いたスタッフたちとの別れ際にそれぞれ写真を撮った。
今日いないけど仲の良かった女子大生たちも写真撮っておけばよかったな〜〜と思ったが、みんな店に遊びに来てくれるそうなのでまた会える……と思う。今日いたみんなも店に来てくれると言っていた。
本当に来てくれたらいいな、会えたらいいなと思う。正直あんまり信用はしてないけど。でも来てくれたらマジで嬉しいな〜〜
最後はタイガくんと2人で店を閉めて帰った。今からうちに来いと誘ったが、大学の飲み会があるとのことで断られた。
当たり前にあったものが終わってしまうというのはやっぱり寂しい。だけど、このままここで続けてたら店もみんなのことも嫌いになりそうで辞めたので、これでよかったのだと思う。
あんまり好きじゃなかった彼女と別れる時と同じ気持ちだな〜と思った。好きなまま終われた方がいいに決まっている。
店で酒をたくさん飲んだので、ちょろっと酔った状態で帰宅。家に着いて座った瞬間、朝から身体がしんどかったということを、身体が思い出す。昨日の夜にまぼやでもらったご飯を食べ、すぐに布団に入って寝た。
今日の寂しい気持ちって、多分1〜2週間で忘れると思う。だからこうやって日記に書けてよかったな、と思う。