7/8 音楽はなんのために?
SNSでたくさん観てしまったクソみたいに声のでかいクソみたいなやつら、そいつらになぜ腹立つのか、俺はそいつらとは違うのか、自分は何かを発信すべきなのか、何を思って活動をするのか、音楽ってなんなのか。今日はぐるぐる渦を巻く頭を酒とBLONDnewHALFにかき消された日。
朝10:30ごろに起きて大池へ向かう。行きしなに観たストレンジャーシングスというドラマの主演をやってる人のバンドがめちゃくちゃかっこよくてテンション高めに大池に到着。
畑が来て「ニュース見た?」と聞かれ、ツイッターから安倍さんの事件を知った。生々しい写真や映像は嘘みたいにリアル、変な違和感が怖かった。
大池ラジオを録った。時勢的にどうしても社会派な感じにはなれど、あいかわらずのグズグズゆるゆる。ぶっちゃけ何話したか覚えてない……。ラジオ録ってるとき、大池に子供が1人ずつ集まってきていたのだが、みんながみんな「あべさん狙撃されたで」と言いながら来てたのがちょっと面白かった。
夜のライブまでは時間が微妙に余ったのでチョロっと実家に寄った、お母さんとニクがいた。うちの両親は2人で手作り雑貨の店をやっていて、色んなとこに出店しているのだが、最近店舗を持ちたくて探している。なかなか見つからないらしい。あとメイドインアビスの映画のやつがテレビでついてた。つい先日観たばっかりで、最後を知っているとプルシュカの笑顔がキツかった。
16:30ぐらいに出発、神戸のヘラバラウンジへ向かう。思うことは色々あった。どんな気持ちでライブをすればいい、何も考えずにやることがずっと正しいと思っていたけどほんとうにそうなのか、自分の感情に素直でいることは目を逸らすだけなのでは。数日後には自分の周りの人以外のことをあまり考えられない、余裕がなくて優しくない冷たい自分が嫌だった。
サンサンタウンは一番手、案の定ステージに立って音を鳴らした瞬間から何も考えていなかった。ライブは楽しすぎる。忘れられるからとかすら思っていない、ただただとたん板とフロアタムを殴る。自分たちでやる音楽は自分たちを救うのだとほんとうに思う。
ブロンドのライブは祈祷のようで、崇高なものではないのに観ていて心の奥の方から救われていく感覚になった。このバンドマジでどうなってんだ。ライブとアルコールとが相まり、フラフラ揺れていると気持ち良くなって少し泣けた。終演後も沼の2人やタカタさんたちと喋って飲んで楽しかった。いい日だった。
どういう意思を持ってライブをするのか、ということに対して結局僕は結論は見出せなかった。ぶっちゃけ「楽しいから!」以外になさすぎるのだが、ほんとうにそれでいいのかと思っているだけの状態。別にいいかもしれないしよくないかもしれない、そもそも「よくない」って誰の目線だよって話で、多分それは自分自身の美学の問題。
途中まで書いて寝落ちしたので今は翌朝、こういう日記を書くには冷めすぎてしまってる。深夜に勢いよく書くべきだった……。変わるなら変わる、変わらないなら変わらないでいいかな、と結局思ってしまっている。目の前のことを大切にする