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休日バックパッカー②~香港のストリートマーケット~

 香港は世界都市(アルファ+)の1つとして位置づけられる世界屈指の経済都市であり、ゴールドマンサックス・モルガンスタンレーといった世界的企業のアジア本社が多くあるらしい。また、教育のレベルも高く、香港大学(アジア2位)、香港中文大学(アジア4位)、香港城市大学(アジア7位)、香港科技大学(アジア8位)という半端じゃないメンツも揃っている。

かと言って、全てが最先端と言う訳では無く、むしろ街の建物は全体的に古い。というかマジでボロい。でも、中心部の高層ビルと街中のオンボロビル群のギャップにも面白さが感じられる。

香港には沢山面白い所があるのだが、僕が一番ハマったのは「女人街」とその近辺のエリアである。

ストリートマーケット

 このエリアには女人街という1km近いストリートマーケットと山ほどの商業施設が軒を連ねている。そもそも、尖沙咀付近を起点とするネイサンロード沿いには女人街以外にも本当に沢山のストリートマーケットがある。

 ストリートマーケットには個性がある。香港には観光客を客とするパチモンショップが中心のものや、地元住民を客とする衣料品・食料品中心のもの等があった。

パチモンショップは香港に限らず、東南アジア周辺にはどこにでもある。近年のパチモン業界ではSupremeが激流行りしている。Supremeの服、帽子、財布といった、「まぁ、アリそう」なモノから、Supremeのスーツケース、死ぬほどダサいパンツ、死ぬほどダサいショルダーバックのような「いやいや…」と苦笑してしまうモノまである。また、スマホの周辺機器も流行っており、充電ケーブル・AirPods(モドキ)・これ大丈夫かってくらい口数のあるUSBハブ等、本当に見てて飽きない。

 皆さんも香港や東南アジアに行ったときは必ず立ち寄ってほしいが、くれぐれも「相手の言い値で買わない」ようにしてほしい。ストリートマーケットの醍醐味はいかに値切れるかにあると言っても過言ではない。複数買う、ほめる、駄々をこねる、帰ろうとする、様々なテクニックを駆使し、「2/3~1/2」の値段にできれば合格だと思っている。(もちろんこの尺度は買うモノ、国で変化する)重要なのは「値切り可能なラインを見切り、それを絶対譲らない」事だと思う。僕はカンボジアでラインを見誤り、マジで喧嘩になってしまった事があるのでそこは注意してほしい。

 香港滞在中は香港大学やサハ・ハディドの建築に行ってみたりしたが、ストリートマーケットを見つけてはずっと歩いて見ていた。(2日目は観光だけで25km歩いた) 一応IAESTE香港のメンバーにもあってみたいと思い、メールを送ってみたのだが、休日だったせいか連絡がつかなかった。(まぁ休日だからな)でも、世界中に支部のあるIAESTEはどこに行っても仲間がいるというのは安心感がとても強い。
 そんな事をしていたら、ビクトリアピーク(100万ドルの夜景)に行くのを忘れてしまったが、ココに関しては友達と来たりしたら100%行くだろうし、次の機会で。

3日目の朝にチョンキンマンションを後にし、尖東駅から地下鉄に乗り込み、深圳へ向かった。


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