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とあるエグゼクティブコーチの、1年の振り返り
こんにちは。喜多恒介です。普段は、経営者や政治家へのエグゼクティブコーチングをしています。
1回30万円〜100万円で、一撃で人生のステージを異次元に上げる【トランジション・コーチング】をしているのですが、
そのコーチング手法を応用した、秘伝の【1年の振り返りメソッド】があります。それを今回は特別に公開しちゃいたいと思います。
ただし、人生を大きく飛躍させたい人以外には、【毒】にもなりうる手法なので、閲覧にはご注意ください
1、まずは1年に点数をつけて、その理由を書き出す。【現状認識】
ポイントは【点数付けをロジカルにしないこと】です。頭に最初に浮かんだ数字を、問答無用で書いてください。理由は後です。
理由は
【プライベート・趣味・学び】
【仕事・お金】
【人間的成長】
【外的な環境の変化】
の観点で◎△で振り返ってみるとよいでしょう。特に自分の内面的な人間的成長と外的な環境の変化が連動して、仕事やプライベートに色濃く関わっていることに注目してみるとよいです。また、◎の理由は細かく些細なことでも書いてみると自己肯定感が上がります。
例(喜多ver.)
全体の点数 98点
理由→
プライベート・趣味・学び
◎人生のパートナーと出会うことができた
◎それにより身体と医療の世界がより深まった
◎移住先の目処がついた(山形県鶴岡)
◎自分の身体への意識と改善手法に詳しくなった
◎合気道と修験道をより深められた
△痩せられなかった
△基本的な勉強はあまりできなかった
仕事、お金
◎仕事で仲間が増えた。自分の現場仕事が減った
◎5年続けた合宿が、一つの完成形を見た
◎ずっとやりたかった奨学金事業を始められた
◎ずっと作りたかった【探究の教科書】を作れた
◎必要な仮説検証ができ次の事業の展開が描けた
◎日本中世界中で、存分に食の探究ができた
◎豚汁を、さんざん作って、レベルを上げられた
◎子ども食堂への支援もでき、モデル作れた
◎マコモダケを育てて、収穫できた。初農業。
△もっとスピーディーに進められた
△仲間づくりはもっとできた。
自分の人間的成長、心の成長
◎ペルーで修行して、親先祖と向き合って赦せた
◎それに伴いコーチングレベルが格段に上がった
◎親の仕事も手伝うことができた
△1年の後半で非連続的な成長が薄かった
外的な環境の変化
◎料理関係、農業関係のつながりが増えた
◎豚汁のファンがたくさん増えた
◎学校関係のネットワークがたくさん増えた
◎素晴らしい高校生達と繋がりが濃くなった
◎久しぶりの人にぼちぼち会えた
△昔からの既存のつながりは急速に薄くなった
2,総評と2年前との差分や成長を書き出す。【ストーリー認識】
自分の変化や成長を分析するにあたり、1年単位では不十分である。できれば2年5年単位で振り返り、現在との差分を認識するとよい。
例(喜多ver)
総評・2年前5年前との差分
1年の冒頭のペルー修行により、人生のステージが大きく変わり、人生のパートナーに恵まれた。それが非常に大きい。メンタルモデルとして男性性の回復の影響が特に大きいと分析している。5年前から続いていた人生のトランジションに一区切りがついたと思われる。
じゃあ2年前の自分がどうだったかというと、だいぶ迷走していたと思う。2年前の自分は、豚汁もつくっていなかったというのが、信じられない。コーチングや身体性を深めたり、全国や世界でフィールドワークをしてインプットしていたくらいだ。
そう考えると、この1年は筋の良い実験的なアウトプットをたくさん生み出せたというのが、よかった。実際に来年再来年で事業化できそうなことが、たくさんある。
3,複数年度の異次元の目標を描く
1〜2をそのまま続けたり、大きくするだけでは、異次元の成長ではありません。
今までやってきたことを、すべて任せられて、自由の身になって、何でもできるとしたら、来年、再来年、3年後に、何をする? 5年後10年後の姿も見えたら、それも書いてみましょう。
一年の目標をいきなりつくるのは、ナンセンスです。まずは時間制限なく自分の野望を書き出してみましょう!
例(喜多ver.)
【プライベート・趣味・学び】
・結婚して、子ども3人以上。直接育てるのを、10人、100人以上を目指す。
・世界100カ国をめぐってスープと美食を食べ尽くす。伝統期な儀式をたくさん体験する。
・農業、漁業、畜産業、林業を一通り体験する。
・腸内細菌およびプラネタリーヘルスダイエットの研究。
・サッカーゴルフなどスポーツを1つ趣味にする。運動習慣を取り戻す。
・合気道と整体を極める。解剖学と瞑想技術を高める。天霧レベル。
・バレエを習い、中心軸を整える。
・声で人の心を震わせる技術を取得する。
・しかるべきシチュエーションでのしかるべき服を揃える。着こなす。
・世界史、物理、化学、数3Cの基本的な概念の本質理解
・ブロックチェーン、量子力学、遺伝子工学の理解
・オーストラリア、フランス、ドイツ、東欧、デンマーク、中国、インド、太平洋の島々、キューバ、アフリカ各地、ブータン、チベット、アメリカの真ん中
・最高のサーカス、ミュージカル、オーケストラを体験する。
【仕事・お金】
・寄付制のスープ屋を東京の駅ナカにオープンする。目指せ東京200店舗。全国500店舗。世界展開で2000店舗。
・探究の教科書10万部、めざせ毎年100万部。様々な世代向けに出版し、人生のバイブルのインフラをつくりあげる。
・コーチングをエンタメにした動画チャンネルをつくる。人生を変えるトランジション・コーチングをスタンダードに。動画とテキストプログラムもつくり、全社会人、大学生に提供。人生を変えられるコーチングスクールも継続。前半はトランジション200名、後半はコーチングスクール30名。
・箱根で1000人、2000人のフェスをする。奨学金の受給者中心に。
・とある党から、参議院選挙の全国比例で出馬し、当選する。年金改革、憲法改正。
・葬式があれば、滞りなく、理想の形で実施する。葬式事業につなげる。葬式屋を買収する。
・結婚の際に、理想の婚前契約書を作成し、コーチングを応用したオーダーメイド結婚を流行らせる。
・鶴岡に食糧・炊き出しセンターをつくり、子ども食堂や震災炊き出しのインフラにする。
【人間的成長】
・人を愛するカリスマ性を身につける。
・指先1つまで気持ちを込めて、非言語表現を徹底できるようになる。
・父方の因縁のさらなる浄化
・土地への祈り方、世界への祈り方を身につける
4,それぞれで踏み出すべき一歩、話すべき人。そこから1年後の姿。
自分の心からの野望に向けて、最小の踏み出すべき一歩や、話すべき人を可視化する。そうすることで具体的なアクションがわかり、確実に人生が進み、かつ1年後の状態も想像しやすくなる。それ以降のことは不確実性が高くわからないため、計画は立てなくて良い(計画的偶発性)。
例(喜多ver.)
・寄付制のスープ屋を東京の駅ナカにオープンする。目指せ東京200店舗。全国500店舗。世界展開で2000店舗。→はじめの一歩:オフィス街で間借りさせて貰うところを探す。品川の人に話をする。Facebookに投稿する。4月5月から本格稼働。1年後には大繁盛して独自店舗の話ができている状態が理想。
・探究の教科書10万部、めざせ毎年100万部。様々な世代向けに出版し、人生のバイブルのインフラをつくりあげる。→はじめの一歩:年末までにまずはKindle一冊。20代向け。リデザインしつつ、1年後には一万部以上は売りたい。10代向けは教科書としてリリース。10万部配布。30代向けは結婚して、子育て落ち着いたら。
のちのち本をAIに読み込ませてオリジナルAIコーチにする。
・コーチングをエンタメにした動画チャンネルをつくる。人生を変えるトランジション・コーチングをスタンダードに。動画とテキストプログラムもつくり、全社会人、大学生に提供。人生を変えられるコーチングスクールも継続。前半はトランジション200名、後半はコーチングスクール30名。→はじめの一歩:万能なコーチングの可視化フレームワークを作成。それをキットにして、試しにメンバーで動画撮影。動画にしてリリースしたら、100万再生くらいいけば理想。エンゲージメントがめちゃ高い、共感を呼ぶ構成。
・箱根で1000人、2000人のフェスをする。奨学金の受給者中心に。→はじめの一歩:奨学金受給者を夏までに300人、スポンサーコミュニティを300人に。来年春には500人500人に。財団もできている。鍵は、スポンサーまわり。そのために既存の受給者を可視化しプロモーション。100人に相談する。
・とある党から、参議院選挙の全国比例で出馬し、当選する。年金改革、憲法改正。→はじめの一歩:まずはメンターの方々に相談。場合によっては党首にも連絡。もしくは外部から今回の選挙につよく関わるのもあり。夏の選挙にあたり、20人候補者をコーチングする。関係者に連絡済み。理想は、本音で語る政治家が皆当選し、この夏、伝説が起こる。
・葬式があれば、滞りなく、理想の形で実施する。葬式事業につなげる。葬式屋を買収する。→はじめの一歩:いつ何があってもよいように、実家に帰って確認しつつ、下調べをしておく。
・結婚の際に、理想の婚前契約書を作成し、コーチングを応用したオーダーメイド結婚を流行らせる。→はじめの一歩:自分が最高の婚前契約書をつくり、そのプロセスを言語化するところから。
・鶴岡に食糧・炊き出しセンターをつくり、子ども食堂や震災炊き出しのインフラにする。→はじめの一歩:鶴岡に移住して、地域に根付くこと。自然農法を自分たちで始める。奥田さんのプロジェクトを手伝うのもあり。鶴岡と東京をつなぐスープレストランを1つつくるところから。
5,実現に向けての鍵と、恐怖心への対応。
4を見て「全部やれます!」という人は5は必要ない。1つでも不安が残る人はこれに取り組むべき。まずは不安を書き出したあと、論理的に潰せるものは潰して、それでも不安が残るものに対して、自分の心と向き合っていく。
例(喜多ver.)
不安と解決策
・奨学金関係の巻き込みが不安(みんなお金出してくれるかなぁ)→自分が楽しくシェアしていれば、なんとかなる。
・震災のリスクをどう考えるか(おじゃんになるの嫌だ)→関係各所に話しして有事のプランを立てておけ
・全部両立できるの?→仲間をどれだけ増やせるか、任せられるか。→仲間を増やせ
ボトルネック→本物の想いを伝える回数と媒体が圧倒的に少ない。本音で話す回数をどれだけ増やせるかが鍵。「自分は理解されない」という思い込みがまだ少し残っている。
心の解消→父親や父方との家と向き合うことで、この理解されなさは解消されていく。中長期実家に変えることも検討。