苦労は若いうちに買っておくべきだが...
皆さんどうもフックです!
今回は若いうちに苦労は買ってでもしろと言われることについて、なぜそれが必要なのかを僕なりの意見や僕が買ってきた苦労の話などを交えて書いていきたいと思います!
これまでに買った1番高い苦労
僕がこれまでに買ってきた苦労で一番お金がかかっているのは間違いなく学費です。
高校、大学共に私立学校に進学し、高校時代は学費+部費+寮費+遠征費+仕送りというスーパー金食い虫でいた。詳しい話は親から聞かされていませんが、高校時代のお金に関しては親がいろんなところから工面してくれたのだと思います。そのため高校の学費や活動費に関しては僕自身がお金を払ったわけでは無いですが、とても親に負担をかけました。
大学に関しては学費や一人暮らしの為に必要な家賃、仕送りなどは奨学金を借りて自分で返済しているため、多くは自分で買っているものの、それなりには負担はかけました。
親の力も借りつつ、自分で奨学金を借りてまで大学に進学して、相当な金額を払ってまで得た経験や苦労は間違いなく今の自分をつくっていますし、絶対にその分の元を取るために勉強もバスケも頑張らなければいけないという気持ちで過ごしていました。
実際高校では3年間クラスで成績は1位でしたし、大学時代も一つも単位を落とす事なく卒業する事ができました。(学校自体の学力は高校・大学ともにとても低かったですが。。。)
苦労から得た考え方や経験、人間性
・高校時代
おそらく高校時代に全国でも有数の強豪校である北陸高校というあの環境に飛び込んでいなかったら、大学に進学していなかったら、今のように人に恵まれることもなく、ポジティブな思考も手に入れられなかったのではないかと思います。
高校時代の苦労と言えば、一番は親元を離れて、毎日がサバイバルのような環境に飛び込んだ事です。
寮生活だったので、周りに助けられながらではありますが、自分の事を自分でやる習慣できたのは一人の人として良かった部分ですし、毎日自分よりも上手な選手たちを相手にどうしたら勝てるかを考えながら生活する事ができた事は、間違いなく考える力が身に付きましたし、良い経験になっています。
(親からしてみればお金と心配は尽きないと思いが子供に成長してほしい場合はお勧めです。笑)
また、高校時代を象徴する苦労の代表であげられるのは上下関係。
詳しい内容はいえませんが、まあ今の時代では考えられないようなことが沢山ありました。笑
今でこそ笑い話にできますが、当時は本当にしんどくて、よく毎日めげずに練習に行けていたなと自分をほめてあげたいほどです。
あの頃の先輩たちからのプレッシャーや恐怖の中でする練習に勝る練習を後にも先にも経験することはないでしょう。
千葉ジェッツに所属している北陸高校の先輩方がどんな感じだったかを話している動画(前編、後編、特別編)がありますので、気になった方はチェックしてみてください。
僕の時代でもゆるい方だったって言われてたんだから昔はどんだけエグいことしてたんだよっていうね...
もちろん挫けそうなときもありましたし、転校を考えたり、辞めようかと思った時もありました。でも家族や担任の先生やチームメイトのお陰で、最後まで辞めることなくやり遂げることができました。
結局高校3年間はチームは当たり前のように全国大会に進出していたものの、僕自身は一度も全国大会のコートには立つことはできませんでした。
それでも、あの高校時代の苦労や経験は間違いなく今につながっています。
・大学時代
大学には教員になるために進学しましたが、大学3年になるころにはやはりバスケでプロになりたいと思い、方向転換。
教員免許こそ取得しましたが、これから使うかどうかは分かりません。
大学時代での苦労は監督・コーチのいないチームでの活動でした。
高校時代はやる気のある選手が集まるチームで日々厳しい練習をしていたのに、大学に入った途端、そういった空気感とは真逆のような世界になり、学生だけで活動するという現実がありました。
かなり最初は戸惑いましたが、それでも大学までバスケを続けるような人たちなのでみんなバスケが大好きな事は間違いなく、僕自身が高い熱量をもって行動し続けることで、自然とみんなが高い熱量でプレーしてくれるようになったと思います。
ある先輩からは僕が入部してこなければこんな真面目にバスケしてなったし、絶対にやめてたって言われたことがあって、良い影響を与えられたのかなとも思いましたし、その言葉にはかなり救われました。
そういった言葉からも情熱は伝染するんだということを学びましたし、口だけではなく、行動で示していくことの大切さや、周りを巻き込んでいくために必要な声掛け、リーダーシップを学びました。
大学4年の時にはキャプテンとして20名ほどの部員をまとめて、関東4部リーグから3部リーグへとチームを昇格させる事ができました。
(関東の大学は3部でもかなりレベルが高く、スポーツ推薦などは一切なく、監督・コーチのいないチームで3部リーグに昇格するのは割とすごい事だと思っています。)
昇格するまでの過程には、前年のリーグ戦であと一点で昇格を逃すという人生最大の悔しさを味わった経験などがあり、そういった悔しさも、成功体験も味わうことができたのが大学時代でした。
最初に進路を考えたときには大学進学はそこまで考えていなかったのですが、あの時大学に進学していなければあの経験が無かったと思うと、大金を払ってでも大学に行ってよかったなと思えるの大きなポイントです。
もちろんそれ以外にも、素晴らしい友人たちにも出会えましたし、今の奥さんにも出会い、楽しい思い出や、沢山の事を学ぶことができました。
「大学は遊びに行くところ」という風潮は日本にはかなりあると感じますし、僕もだらけていた時期もあったので人のことを言えたものでありませんが、それでも、大学に進学してしっかり勉強すれば必ず将来に役立つので、これから進学を控える学生にはぜひ大学に進学してしっかり勉強して欲しいなと思います。
僕が卒業した学部はスポーツ系の学部だったので、勉強したことも今の生活にしっかり役に立っています。
なぜ苦労は買うべきなのか
上記で書いたようなことは、僕の人生の中でもほんの一部のものです。
そのほかにも大学を卒業してから、プロになってからも数えきれないような苦労をしてきました。その度に沢山のお金、時間と、労力をかけてきたわけですが、その度に沢山の経験や学びを得てきました。
お金や時間などの数字だけを見れば、とてつもない金額や時間で損をしている気分になるかもしれませんが、そこからは本当に価値ある成長を得る事ができます。苦労や経験は本当にプライスレスなのです。
お金は使わなければただの紙切れなので、できるだけ経験や苦労、そこから得る成長へと変えていく必要があると思っています。
目先の利益や楽することに流されてお金をけちるのではなく、そのお金や時間が今後どれだけ自分自身に利益をもたらすのかを考えることが大切です。
ダイエットがしたいけどお金がもったいないからとジムに行かずに独学でやろうとしても上手くいかない人が多いでしょう。目先のお金で考えればその場では数万円程度は節約できているかもしれませんが、運動習慣や健康な体を長く維持するためにパーソナルトレーニングなどに通ってしっかり自己投資すれば、将来的に見たら医療費や、健康寿命の面からみてもプラスの方が大きいでしょう。
もちろん今は情報が溢れているのでいろんなところから情報を収集して独学でやるのも良いかもしれませんが、自分で時間や労力をかけてやるよりも、その道のプロにお金を払って教わるのが一番早く、そして効果が出るということもあります。
でも結局はやるのは自分自身なので、お金を払って終わり、失敗して終わりではなく、その後の努力は必須です。
結論、苦労は買ってでもするべきですが、買った後にどうすべきかは結局自分次第ということです。せっかく買った苦労を無駄にするかどうかはあなた次第です。
まとめ
僕は苦労したり、壁に当たったりしなければ成長はあり得ないと思っています。これは僕自身がこれまでに沢山の苦労や壁にぶち当たってきたからそう思うのかもしれませんが、成功している人の多くは必ずと言っていいほど沢山の苦労を経験し、壁を乗り越えています。
平凡に暮らすことも決して悪いことではないですが、僕は現状維持は衰退だと思っているので、常に目標を持ち、そこに向かって成長していくために、進んで苦労を買って成長して行きたいなと思っています、そうする事でより人生が楽しくなると思っています。
人によって悩みや苦労の種類に違いはあれど大小はありません。
それぞれが目標を持ち、自分軸で楽な道でなく、険しい道を進むことで成長していくはずです。
皆さんも人生の中で選択を迫られる事があったら是非難しい方に挑戦してみてください。
苦労を買ってでもした先には必ず成長と豊かな人生が待っているはずです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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